放送内容2018年8月5日(日) 24:55
「ただいま」と言えない...
~原爆供養塔に眠る814人~
広島の平和公園にある原爆供養塔。そこに名前が判明しているにも関わらず遺族の元に戻っていない814人の遺骨が今も眠る。一体なぜ?我々が遺族探しを始めると存在しない住所も。そんな原爆供養塔から去年暮れ7年ぶりに遺骨が遺族の元に戻ってきた。名前が漢字一字違うことから特定に至らなかったが、映画「この世界の片隅に」がきっかけで行政も動いた。そして今年73年の時を経てある遺族が一歩を踏み出した。その思いとは...
語り/吉川晃司 制作/広島テレビ 放送枠/30分
- 再放送
8月12日(日)11:00~ BS日テレ
8月12日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
戦争・平和
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2019年8月11日(日) 24:55海は・・・知っている。
キャンパスはかつて特攻隊基地でした「こんな飛行機で本当に特攻出撃したのか?」その機体は、偵察機として使われた古い水上飛行機です。瀬戸内海をのぞむ小さな町に残された滑走路。太平洋戦争末期、訓練部隊だった詫間海軍航空隊は、水上特攻の一大拠点となり、訓練の浅い学生たちが、爆弾とともに次々と突入。特攻兵57人、誘導部隊も含め300人以上が戦死しました。彼らはなぜ死ななければならなかったのか。戦後、置き去りにされた基地の歴史をたどります。 -
2019年8月4日(日) 24:55原爆の絵
高校生が描く"ヒロシマ"原爆投下から74年。被爆者の平均年齢は82歳を超えた。原爆で369人が亡くなった基町高校では12年前から被爆者の体験談を絵で残す取り組みを続けている。今年も5人の生徒が祖父母を探すため入市被爆した男性の話を絵で表現することになった。想像もつかない当時のヒロシマに苦悩する生徒たち。その中には祖父が被爆者という被爆3世の生徒も...。"原爆の絵"を通じて、被爆を継承する高校生の思いに迫る。 -
2019年7月28日(日) 24:55色彩の記憶
~よみがえるヒロシマ~広島市の平和公園はかつて、4400人が暮らす町でした。理髪店や写真館で生まれ育った人たち...。被爆前、今と変わらぬ日常がありました。被爆者の平均年齢は82歳を超え、記憶の継承が課題となる中、写真を使って継承しようと取り組む人たちがいます。広島の高校生と東京大学大学院の教授です。それは被爆前の白黒写真をカラー化するというもの。人工知能「AI」を活用します。広島にはかつて普通の日常がありました。カラー化写真を見た被爆者の思いとは...。 -
2019年4月21日(日) 24:55【拡大枠】防衛大学校の闇
連鎖した暴力...なぜ幹部自衛官を養成する防衛大学校で「殴る」「蹴る」「下半身に火を付ける」などの暴力が起きていた。被害者の元学生(24歳)が起こした裁判で、加害者は「指導だった」などと主張し、元教官は「予測不可能だった」と証言。取材を進める中で我々は、防衛大OB等の貴重な証言と重要な内部資料を得た。見えてきたのは蔓延する暴力の実態。そこには"学生間指導"という独自の教育システムが介在していた。 -
2019年3月17日(日) 24:55変貌する自衛隊Ⅱ
"日米一体化"の先に...発足から65年。「専守防衛」を掲げてきた自衛隊は大きく変貌を遂げつつある。1月27日放送の第1弾は、海上自衛隊護衛艦「かが」の南シナ海航行に密着。その背景として海洋進出を強める中国の意図や中国と対決姿勢を鮮明にするアメリカの世界戦略を報じた。第2弾の今回は、陸上自衛隊に去年創設された「日本版海兵隊」による日米合同訓練に密着。戦後日本に存在しなかった上陸作戦の精鋭部隊、その狙いをひもとく。