放送内容2019年2月17日(日) 24:55
東京のご近所さん

東京タワーのすぐ近く、都会の真ん中にある港区・芝三丁目。この街には「芝の家」という誰もが気軽に足を運ぶことができ、触れあえる場所がある。
おばあちゃんに折り紙を教えてもらう子どもたち、独居老人に声をかけ開かれる昼食会、子どもを叱ってくれる大人の存在に感謝する若いママさんたち。板間に縁側、道路の落書き...映画「三丁目の夕日」で描かれた高度経済成長期の「昭和の世界」のような温かい絆が今もそこにあった。
語り/平岩紙 制作/日本テレビ 放送枠/30分
- 再放送
2月24日(日)11:00~ BS日テレ
2月24日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
地域・ネイチャー
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2019年9月8日(日) 25:05かやぶき屋根の診療所
~頼りの先生は91歳~かやぶき屋根の診療所。医師は91歳。藤巻幹夫さんは91歳の現役医師。新潟県小千谷市の山あいの集落で、診察を続けている。地域で唯一の診療所「藤巻医院」は、かやぶきの屋根が残る古い木造家屋。もともとは産婦人科医で多くの子どもを取り上げた藤巻さんだが、今、診療所を訪れるのは高齢者がほとんど。藤巻さんは腰痛を痛み止めの注射で抑えながら往診を行っている。医療に携わり続けるベテラン医師の姿を追い、過疎化と少子高齢化が進む地域医療の現実に迫る。 -
2019年6月16日(日) 24:55消えゆく"昭和"の台所
〜広島・タカノ橋こうせつ市場〜広島で終戦翌年から始まった公設市場の流れをくむ「タカノ橋こうせつ」閉鎖までの1か月前から最終日まで、市場にある創業100年のお肉屋さん、こうせつ開設と同時に開店した八百屋さん、10年前に立ち退き先からやってきた魚屋さんに密着取材した。ほぼ全編1眼レフカメラで動画撮影。令和という新時代を迎える直前に消えてゆく〝昭和〟を描いた映像詩である。 -
2019年5月26日(日) 24:55駅にピアノを置いたなら駅にピアノが置かれたら、あなたはどんな曲を弾きますか?2020東京オリンピック・パラリンピックでオランダの選手らを受け入れる佐賀県が、そのオランダの文化にならい、県内の2つの駅にピアノを置きました。行き交う人が立ち寄り、そのピアノで曲を奏でます。ある人は、自らの過去を思い出し、またある人は、大切な人への特別な思いを音にします。ピアノが置かれて9か月、ピアノをめぐる人間模様にカメラが迫ります。
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2019年4月28日24:55シリーズ平成
県境を越えた村
平成の大合併が遺したもの「木曽路はすべて山の中である」。文豪、島崎藤村の小説「夜明け前」の有名な書き出しだ。藤村の生まれ故郷である木曽路の馬籠宿がある長野県山口村は「平成の大合併」で長野県を離れ、岐阜県中津川市に編入合併した。藤村を巡り昭和、平成と2度にわたる合併騒動、そして岐阜県に移ってからも木曽路の日本遺産認定を巡り新たな問題が勃発。平成という時代が幕を閉じようとする今、合併に揺れた小さな村のその後を追った。 -
2019年3月31日(日) 25:25シリーズ平成
さらば"東京都湯沢町"
平成バブルを抜けると...リゾートマンションが立ち並ぶ新潟県湯沢町。東京からアクセスがよく、バブルに沸いた町は"東京都湯沢町"と呼ばれた。しかし、バブル崩壊でスキー人口は減少し閉鎖したスキー場も。そんな中、スキーに頼らない新たな町づくりを進める動きが出ている。都会の真似ではなく、自分たちの持つ「雪国文化」で町をよみがえらせようというのだ。バブルから何を学び、後世に何を伝えるのか。平成に入り変貌した町のいまを見つめる。