放送内容2018年2月18日(日) 24:55
あたいはやっちょらん
大崎事件 再審制度は誰のもの?
1979年鹿児島県大崎町で男性が牛小屋の堆肥の中から遺体で発見された。逮捕されたのは義姉の原口アヤ子さん(90)。共犯とされた親族3人の自白が決めてだったが、出所後「自白は強要されたものだ」と主張した。原口さんが再審を求めて22年。鹿児島地裁は2度も再審開始の決定を出したが、検察側の不服申し立てに阻まれている。再審制度の目的は「罪のない人の救済」。だがなぜ再審は始まらないのか。制度の在り方を問う。
ナレーター/湯浅真由美 制作/鹿児島読売テレビ 放送枠/30分
- 再放送
2月25日(日)11:00~ BS日テレ
2月25日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
犯罪・アクシデント
-
2019年9月1日(日) 25:05刑罰と治療
~クレプトマニアという闇~万引を繰り返す病"窃盗症=クレプトマニア"今、多くの人がこの病気に苦しんでいる。抑えられない万引への衝動と、家族に見放された孤独を抱えながら、苦悩する日々。彼らは刑罰を受ける犯罪者でもあり、治療が必要な患者でもある。そして近年増える、治療を促す執行猶予付き判決。再犯防止に向けた「治療的司法」とは...。彼はなぜ盗むのか。そして「刑罰と治療」に向き合う患者たちが社会復帰するために必要なものとは。【制作:テレビ金沢】 -
2019年6月9日(日) 24:55裁判員裁判10年
~死刑判決はなぜ覆るのか~市民の出した死刑判決が相次いで覆っている。市民が刑事裁判に参加し、判決を決める裁判員制度が始まって10年。市民の感覚を反映させようとスタートしたが、プロの裁判官が、裁判員が考えた死刑は違うと判断しているのだ。「制度は意味がない」遺族は憤る。刑罰を決めるのは「国民の良識」なのか「公平性」なのか。死刑と判断した裁判員や、死刑を認めなかった最高裁の裁判長ら、当事者の貴重な証言から、制度の意味を問い直す。 -
2019年6月2日(日) 24:55「自爆」
元警部の告発かつて北海道警にエースと呼ばれた男がいた。90年代後半に道警の拳銃押収数をトップクラスに導いた。そのエースが突然、勤務していた道警に覚醒剤取締法違反で逮捕される。エース逮捕後、警察の組織的な犯罪行為が浮上する。それは「拳銃押収のやらせ捜査」だ。内部調査が始まると、男の元上司など関係者の自殺が続き真実は闇に葬り去られた-。懲役9年の刑期を終え出所してきた元エースは、今カメラに向かって何を語るのか。 -
2019年5月5日(日) 25:00狙われる通学路
子どもを犯罪から守れるか今、通学路の子供たちが狙われている。去年5月、新潟市で下校中の小学2年生の女児が男に連れ去られ殺害される事件がおきた。新潟市内の登下校中の見守りは、高齢のボランティアに支えられているが、人手不足で限界になっている現状がある。こうした中、「通学路での犯罪は予測できる」と唱える専門家がいる。不審者という"人"ではなく、犯罪が起きやすい"場所"に着目する手法だ。事件から1年、通学路での事件を繰り返さないために何ができるのかを検証する。 -
2018年12月2日(日) 25:05オウム真理教 狂気の萌芽
坂本弁護士一家殺害事件30年平成元年に起きた、坂本弁護士一家殺害事件。オウム真理教が初めて社会へ、その殺意をむき出しにした事件だ。なぜオウムの暴走は始まったのか。その後、警察は、いくつもの機会を逃し教団を摘発できなかったのはなぜか。そして相次いだ教団によるテロ事件。麻原彰晃はじめ教団幹部ら13人の死刑が執行された平成最後の今年、坂本弁護士の同僚、信者の告白、死刑囚の手記、県警捜査資料から検証する。この日本は平成の30年で何か変わったのか?