時代が変わっても、求められる先生は変わらない!
北野広大―40代以上で、この名前を知らない者はいないと言っても過言ではないでしょう。水谷豊さんが演じた、決して教えるテクニックが優れているわけではないけれども、教師になることが夢で、常に子供目線で全てに熱中して体当たりで頑張る先生―そんな先生に、子供たちも親たちも、誰もが夢中になり、「こんな先生にいてほしい!」と、テレビの前に釘付けになりました。最終回視聴率は、40%越え!
それから30年、確かに時代は変わったかもしれません。子供たちを取り巻く環境も同様です。学級崩壊、受験戦争の低年齢化、モンスターペアレンツ、学校裏サイトetc・・・でも、子供たち自身は、変わってしまったのでしょうか?答えはNO!だと思います。
教育現場でも家庭でも共通して言えることですが、子供たちはやはり自分を見守ってくれる「目」を求めています。自分を思ってくれる「心」を求めています。
子供たちはきっと変わっていない。だから求められる先生も変わっていない。それが、私たちがこのドラマの制作を決めた理由です。前作をリスペクトし、魂を踏襲しながら、全力で制作にあたります。
新・熱中先生には佐藤隆太を起用!
制作の上で何よりも大事なことは「新・熱中先生」のキャスティングです。
イケメンだったり、ただ人気があればいいわけではなく、何よりも熱いハートを持っていて、それが視聴者に伝わってくる、かつ好感度が高く、万人に愛される―そんな条件をクリアできる若手俳優を探すのは困難でした。
熟考の末、見つけた唯一の候補者が、佐藤隆太です。彼ならばきっと北野広大の魂を継いだ「新・熱中先生」を演じてくれるに違いない―そう確信してオファーしたところ、即日「喜んでやらせていただきます」と、快諾をいただきました!
佐藤隆太演じる新人教師・南雲大地は北野広大の小笠原時代の教え子という設定。念願かない小学校3年生の担任として採用された大地は、張り切りすぎて失敗の連続…それでも挫けずに児童たちに体当たりでぶつかっていきます。2011年版「熱中時代」は、そんな大地先生の成長物語でもあります。
ゲゲゲの女房でブレイク!紅白司会等、大活躍の松下奈緒をヒロインに起用
流行語大賞も獲得したNHK朝ドラ“ゲゲゲの女房”でブレイク。紅白での爽やかな司会ぶりも記憶に新しい松下奈緒をヒロインに起用!彼女が演じるのは大地と同じ小学校3年生の担任、朝比奈遥。児童と馴れ合いにならず、一線を引いた教育方針の遥は、実はいまだ癒されない新人教師時代の心の傷を抱えています。そんな遥が大地と出会ってどう変化していくのかも、大きな見所です。
船越英一郎が亡き父の名演に挑戦!
このドラマには、もうひとつ話題になるキャスティングが用意されています。
それは、故・船越英二氏の演じた若葉台小学校の校長先生を、実の息子・船越英一郎が演じる―ということ。新人教師・南雲大地を温かく見守る白川校長を、息子・船越英一郎は見事に演じきることができるのか?これも、大きな見所となるはずです。
南雲大地…佐藤隆太
朝比奈遥…松下奈緒
東条慶介…市川亀治郎
瀬口真里…小池栄子
内藤源太…渡辺いっけい
金森杏子…石野真子
桜川作太郎…笹野高史
白川拓朗…大野拓朗
山城勝也…日野陽仁
濱口治…ガッツ石松
園長…津川雅彦
南雲凛子…室井滋(特別出演)
白川美智子…賀来千香子(特別出演)
白川龍太郎…船越英一郎
脚本
英生みちこ
主題歌
原田潤「ぼくの先生はフィーバー」~世界一バージョン~
協力
布勢博一
チーフ・プロデューサー
前田伸一郎
プロデューサー
西憲彦、梶野祐司(ホリプロ)
監督
李闘士男