お腹の皮がこすれて仰天チェンジ
仰天ニュースが、今まで伝えてきた仰天チェンジ!
大減量によって余ってしまった皮膚を切除し、
驚きの姿を手に入れた人たちを何人も紹介してきた。
そして、今回、もっと驚きの大変身が!
超肥満のダックスフント
アメリカ・オレゴン州。
ノラ・ヴァナッタさん、40歳。とても太っていたとは思えない。
それはそのはず、痩せたのは彼女ではなく、飼い犬のほうだった!
ダックスフントのオビー、現在12歳。
この犬、6年前はなんと体重35キロのビッグサイズを誇っていた!
一般的なダックスフントの3倍以上!
オビーには元々別の飼い主がいたのだが、丸々と太ったオビーを
育てることができなくなっていた。
その飼い主は訴訟こそ起こされなかったものの、
虐待だとバッシングを受けることに。
そんな犬がいることを知ったノラさんは、獣医看護師。
このままだと、近い将来オビーが歩けなくなると思った。
しかもダックスフントは遺伝的に椎間板ヘルニアや関節炎を引き起こしやすい犬で
肥満であればなおさらだった。
ノラさんは自分が痩せさせなければ、とオビーを引き取ることにしたのだ。
そして、オビーを痩せさせる大作戦が始まった!
たるんだ皮膚1.2キロを除去手術
まずは食事。
ノラさんは特注の減量ドッグフードと野菜を食べさせようとしたが、なぜか食べない。
実は以前、オビーは飼い主と同じ食事をしていたのだ。
そこでノラさんは、周りの犬たちが食べている姿を見せることで、
オビーにもドッグフードが食べられると覚えさせた。
そして、痩せさせるためには運動させなければ!!
実はオビーはお腹が地面と擦れるため皮膚に重度の炎症と感染があり、
腫瘍もできていたため、危険な状態だった。
このままだと、腫瘍が悪化してしまうと考えたノラさんは特注の保護ベルトを作った!
これで擦れる心配はなくなった。
こうしてノラさんの元へやってきた時には数歩しか歩くことができなかったオビーが、
3か月後には100メートル、7か月後には300メートルも歩く事ができるようになった。
体型にも変化が現れたオビー。
この頃の体重はおよそ18キロ。以前の体重の半分となった。
大作戦は成功したがあの問題が。
お腹の部分に大量の皮が余り、たるんでしまったのだ。
このままでは怪我も増え、また以前よりも腫瘍も大きくなっていたので、
手術をすることになった。
そして2013年4月30日。オビーのお腹まわりの皮膚切除手術が行われた。
取り切った皮膚の重さは、なんと1.2キロ!
こうしてスリムな体型を手にいれたオビー。
切除手術から5年たった現在は1キロ以上歩けるようになった。
手術の痕は今でもうっすらと残っている。
そして、現在の体重は10.4キロ!
一般的なダックスフントよりも少し重たい程度。
更に驚きの展開が。
オビーのサクセスストーリーが全米で話題となり、
なんとテレビ番組に出演を果たしたのだった!
これが25キロの大減量に成功したオビーの仰天チェンジ!