「ちょっとは協力してくれよ!」

今回の相談者は会社員の吉田達也さん(35歳)。

 ひとみ 「えっ、ボーナス出ないの?」
こちらは、専業主婦のひとみ。

 達也 「仕方ないだろ。この不景気じゃ」
 ひとみ 「この間、お給料カットになったばかりなのに」
今の収入では、親子3人暮すのがギリギリだった。

 達也 「だからさぁ・・・お前薬剤師の資格、持ってるんだからさぁ」
家計を助けるため、妻に外で働いてくれるよう頼んだ。
しかし…。

 ひとみ 「この子が小学生の間は、家にいてあげたいって言ったでしょ」
妻・ひとみはこれに反対。
 ひとみ 「生活費が苦しい分は、私がやりくりするから」
ところが…

 ひとみ 「はい、今月のお小遣い」
 達也 「これだけ?いつもの半額じゃないかよ」
 ひとみ 「節約よ、節約」

そのくせ自分の買い物は…
 ひとみ 「ただいま〜」
 達也 「また買い物行って来たの?」
 ひとみ 「これ新作がでたのよ」
いつも買いたい放題だった。

家計のやりくりのしわ寄せは、いつも達也にきていた。
 達也 「はぁ〜(ため息)」