日本テレビ放送網株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
このたび日本テレビ放送網株式会社と東日本旅客鉄道株式会社は、山手線の車内モニター「トレインチャンネル」で、地上デジタル放送による巨人戦ナイター中継を受信する実験をおこないます。
これは、列車内でも安定的に受信可能な地上デジタル放送と、移動中のお客さまへの映像情報提供に最適なトレインチャンネルの特性を最大限に活かして、山手線をご利用になるお客さまに巨人戦ナイター中継をご覧いただこうと2社が共同して行うものです。走行する列車内において地上デジタル放送の放映を行うのは、首都圏初の試みです。
山手線トレインチャンネルモニターに提示(イメージ図)
1.放送日時 |
2006年4月 |
18日(火)【対ヤクルト】, 19日(水)【対ヤクルト】,
21日(金)【対阪神】 , 23日(日)【対阪神】,
28日(金)【対中日】 , 30日(日)【対中日】 |
※いずれも、19:00〜20:54放送。試合展開に応じて最大21:24まで延長放映あり。
※『デジタルGトレイン』運行期間は、2006年4月18日(火)〜5月2日(火)(15日間)
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2.運行内容 |
JR山手線 ADトレイン(広告貸切り電車)1編成(11両)
車体広告と車内広告を全面展開したADトレインをさらに充実。
「デジタルGトレイン」として、上記日程で行われる巨人軍主催ゲーム6試合を生放送します(映像のみ)。山手線各車両のドア上部に設置されているモニター「トレインチャンネル」で地上デジタル放送による生中継映像をご覧いただきます。
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是非体験してみてください。車体のこのマークが目印です!
<問い合わせ先>
日本テレビ放送網株式会社 統合計画室総合広報部
東日本旅客鉄道株式会社 広報部報道グループ
=参考=
- <地上デジタル放送>
- 地上デジタル放送は、2003年12月から東京・大阪・名古屋で開始され、東京エリアでは2005年12月にフルパワーとなり受信世帯も急速に増加しています。さらに4月からは携帯端末向けのワンセグも本サービスとなり、ますます身近なものとなっています。地上デジタル放送は高画質・高音質・高機能に加え、車や電車などの移動体でも安定的に受信できるといった技術的特長を持っています。通勤通学といった移動時間にも、スポーツやニュース、ドラマなどの映像コンテンツを視聴できることや、非常災害時の場合、いち早く機動性の高い正確な情報を知ることが可能になるなど、多くの面で期待が寄せられています。
- <トレインチャンネル>
- 山手線の車両の全てのドア上部に設置された2台の15インチ液晶モニターのうち向かって左側の画面に、映像広告を表示する広告媒体で、2002年4月より販売しています。(向かって右側は行先案内・運行情報等を表示しています。)今回初の試みとなる地上デジタル放送のサービスなどをはじめとする新技術を活用した機能の向上や、他線区への拡大など、今後も新しい展開を進めて参ります。
今回は、日本テレビと松下電器産業株式会社の持つデジタル放送・受信技術とJR東日本が持つ列車での映像システム技術とを結集し、受信に必要な技術検証と実験を重ね、地上デジタル放送の移動受信という特長を最大限に引き出すシステム技術を確立、山手線で首都圏初の地上デジタル放送移動体受信実験を行います。
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