今年で27回目を迎えたNNSアナウンス大賞は、NNS各局のアナウンサー450名余りの中で、去年1年間、特に著しい活躍をした者に贈られます。2006年3月16日、日テレホールで行われた授賞式には、系列各局の社長をはじめとする関係者、受賞者を含めたアナウンサーが出席しました。
各ブロックからノミネートされたアナウンサー8名が壇上で喜びのスピーチをした後、全国4ブロックの代表者と常任幹事社の日本テレビアナウンス部長によって構成された審査員による結果発表が行われました。
受賞者は次の通りです。
テレビ部門大賞 | 日本テレビ | 平川健太郎アナウンサー |
ラジオ部門大賞 | 南海放送 | 佐伯りさアナウンサー |
特別新人賞 | 青森放送 | 伊東幸子アナウンサー |
新人賞 | 中京テレビ | 松岡陽子アナウンサー |
テレビ部門大賞 日本テレビ 平川 健太郎(ひらかわ けんたろう)アナウンサー
1992年、日本テレビ入社。プロ野球、ゴルフ、プロレス、陸上などスポーツ中継を担当。
「新緑のまぶしい熊本に、今年2度目のさくらが咲きました。」
女子ゴルフ・ライフカードレディスで、横峯さくら選手が初優勝を飾った時の平川さんの実況コメントです。その時の映像が会場に映し出され、登壇した平川アナウンサー。
「入社して14年間、スポーツ中継を担当しています。子供の頃に、お年玉やお小遣いをためて大好きだったプロレスやプロ野球を見にいったことを、ふと思い出しました。それが今、一番いい席で、自分の好きなことを、考えていること思っていることを喋れるという、こんなに幸せな仕事はないなと、入社して月日が流れるにつれ、強く思うようになりました。これからも皆さまからアドバイスを頂きながら、さらに大きくなっていきたいと思います。」と、喜びの言葉を述べました。
ラジオ部門大賞 南海放送 佐伯 りさ(さいき りさ)アナウンサー
1993年、南海放送入社。テレビでは、「ズームイン!!SUPER」「おかえりテレビウィークエンド」などを担当。ラジオでは、「朗読的!今コレ」などを担当。
名前を呼ばれた時には信じられなくて、足が震えている状態だったという佐伯アナウンサー。
「思えば13年前、私がアナウンサーを志したのは、皆さんに感動を与える仕事がしたいということからでした。振り返ると13年間、皆さんに感動させられることばかりでしたが、これからも感動を与えられる仕事をしていければと思います。」と話していました。
特別新人賞 青森放送 伊東 幸子(いとう さちこ)アナウンサー
2003年、青森放送入社。テレビではニュースを、ラジオでは「お昼はいただきミュージックランチ」など、多くの番組を担当。
伊東さんは2年10ヶ月というキャリアながら、ベテランぞろいの北海道・東北ブロックを勝ち抜いて代表になりました。惜しくもラジオ部門の大賞には選ばれませんでしたが、評価が非常に高かったことから、「特別新人賞」を受賞しました。驚きの表情で、目には涙を浮かべながら、「とにかく必死で失敗ばかりの毎日です。でも、先輩方、スタッフの皆さんが、自分の少しでもいい所を探してくださって、導き出して頂いたことが、今回の賞につながったと思います。」とコメントしました。
新人賞 中京テレビ 松岡 陽子(まつおか ようこ)アナウンサー
2003年、中京テレビ入社。ニュースプラス1中継リポーター。
2005年3月から半年に渡る愛・地球博の開催期間中、月曜日から金曜日まで毎日、会場のパビリオンやレストラン、イベントを回る中継リポートを担当。
「純粋に楽しんで仕事が出来ました。とてもいい経験でした。」とコメント。
「今回新人賞を頂いたことを、プレッシャーに感じながら、もっと周りから頼りにされるような、信頼されるようなアナウンサーになりたいです。」と爽やかな笑顔で話していました。
<問い合わせ先>
日本テレビ放送網株式会社 総合計画室 総合広報部
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