9月20日、平成19年日本民間放送連盟賞が発表され、日本テレビはテレビドラマ及び技術部門で最優秀、テレビ報道で優秀と3部門での受賞となりました。
日本民間放送連盟賞は昭和28年、番組、CM、技術の質的向上と放送活動のより一層の発展を図ることを目的に創設されました。
日本テレビは今後も独創性あふれる番組や、新たな技術を提案してまいります。
■ 番組部門 テレビドラマ 最優秀 「14才の母〜愛するために生まれてきた」
2006年10月11日から全11回
プロデューサー 村瀬 健
ディレクター 佐藤 東弥
脚本 井上 由美子
音楽 沢田 完
主題歌 Mr.Children
主演 志田 未来
14歳で妊娠した少女とその家族の姿を通して「命って何?」という根源的なテーマと「家族のあり方」について考えた社会派ヒューマンドラマ。放送開始から大反響を呼び、最終回は、22.4%の高視聴率を獲得しました。回を重ねる毎に大きな議論を呼び起こした作品でした。
制作局 ドラマ制作部 プロデューサー 村瀬 健
■ 番組部門 テレビ報道 優秀 「NNNドキュメント‘07 ネットカフェ難民
〜漂流する貧困者たち」
2007年1月28日放送
生活困窮で家賃を払えず、格安ネットカフェに寝泊まりする人が増えている実態をテレビで初めて告発しました。<みえないホームレス>に注目した報道は厚労省の全国調査にもつながり、番組名「ネットカフェ難民」は流行語にもなりました。
報道局 報道番組部 ディレクター 水島 宏明
■ 技術部門 最優秀 「地上デジタル放送用ギャップフィラー装置
(チャンネルイレーサー『凸凹くん』)の開発」
本装置は、地デジの電波が届かない場所に、効率的かつ低コストで再送信するものです。これにより、非常災害時の情報源として貴重となる地デジのワンセグサービスが、地下街などでも受信可能となり、ワンセグの全国普及化とエリア拡大に大きく貢献できます。
技術統括局 佐藤 誠
浅見 洋介
鈴木 寿晃
日本テレビは昨年も「女王の教室」「わんこそば方式によるリアルタイム字幕制作システムの開発」で優秀賞を受賞しました。
なお、受賞作品・受賞プロジェクトは10月31日に行われる第55回民間放送全国大会にて表彰されます。
日本テレビ放送網株式会社 秘書室 総合広報部