業界初!テレビ局主導のマルチメディア展開
4月期新作アニメーション「RD潜脳調査室」

(08.03.21)

日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 久保伸太郎 以下日本テレビ)は、2008年4月8日(毎週火曜日24:59〜)より日本テレビ系(一部放送地域を除く)にて、「攻殻機動隊」等を手がけたProduction I.G(東京都国分寺市、社長代表取締役社長:石川光久)が制作するアニメーション番組「RD 潜脳調査室」を、地上波放送と連動して、以下のようなマルチメディア展開を行います。

  1. 株式会社USENが運営するインターネット動画配信サイト「GyaO」にて、地上波放送終了翌日(2008年4月9日〜)より1週間限定で、本番組を無料で配信します。
  2. 株式会社NTTドコモと連携し、「Music&Videoチャネル」にて、地上波放送終了翌日(2008年4月9日〜)より1週間限定で、本番組を無料で配信します。
  3. CS放送アニメチャンネル大手「ANIMAX」と連携し、地上波放送終了1ヵ月後(2008年5月9日〜)より、CS放送を開始します。

こうした配信や放送の取組を、地上波放送局自らが手がけるのは、業界では初めてのことです。 日本テレビとしては、今後さらに加速化するであろう、放送と通信の新たな連携の形を模索していきたいと考えています。

この他、日本テレビグループのインターネット事業会社である株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズが運営する携帯サイトでの番組連動企画をお送りします。また、以下のようなスピンオフ企画も予定しています。

<番組連動携帯企画>

  1. 画像認識技術を使用し、放送中の画面をカメラ付携帯電話で撮影することで、本番組情報を 配信します。放送画面を撮影するとメールで番組情報が届く仕組みです。
  2. 携帯サイトにて、本番組の世界観を補完・解説する「用語集」を配信します。

<スピンオフ企画>

  1. 株式会社コミックジェイピーと株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズが連携し、2008年4月9日よりスピンオフ携帯コミックスを有料配信
  2. 講談社と連携し、4月末頃より「マガジンZ」にてコミック連載
  3. 講談社と連携し、7月頃より「ノベライズ」発売  等

本番組は、日本テレビグループの株式会社バップ(本社 東京都千代田区 代表取締役社長 平井文宏)と、「D.N.ドリームパートナーズ※1」(DNDP)の出資番組です。DNDPの設立当初の目的の一つである「放送」と「通信」の連携をより進化した形で展開しました。

※1) 「D.N.ドリームパートナーズ」は、日本テレビと株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村維夫)が設立した有限責任事業組合です。

【番組概要 「RD 潜脳調査室」】

2061年、人間がネット社会を構築して50年。セキュリティを強化した新たなネットワーク空間の構築が望まれ完成したのが、メタ・リアル・ネットワーク(略してメタル)である。 メタルは情報化された個人の記憶をバブルシェルと言う泡状の有機的電脳防壁で擬似的にスタンドアロン化させ、人々の生活に浸透していった。
だがその結果、二つの世界の間に奇妙な摩擦が生れ、それが在らざる歪みとなって世界に現れはじめていた。
そうした歪みの原因を調査、究明するため、メタルの海に挑むエキスパートを、人々は電脳ダイバーと呼んだ。この物語は、リアルとメタルの狭間で起こる事件を調査する電脳ダイバー、波留真理の物語である。

© Production I.G・士郎正宗/NTV・VAP・IG・DNDP

なお、2008年3月27日〜30日にかけて行われる「東京国際アニメフェア2008」(場所:東京ビッグサイト)にて、日本テレビブース内で「RD潜脳調査室」の世界を披露します。

日本テレビ放送網株式会社 秘書室 総合広報部