2006年に日本で公開されるや興行収入80億円を超える大ヒットを記録した『デスノート』(監督:金子修介 企画製作:日本テレビ)が遂に全米進出を果たしました。
これまでも、アジア各地域で記録的なヒットをとげた他、欧米でも様々な映画祭に招待されたり、イギリス、フランスでは小規模ながらも劇場公開され、特にフランスではDVDセールスで邦画実写としては記録的な売上を達成しました。
そんな中、満を持して全米での公開が決定。その公開前プロモーションとして、5月20、21日に全米309館でのイベント上映が実施され、2日間で観客動員65,000人を超える大成功を記録しました。このような館数でのイベント上映はアニメ作品では実績があっても、邦画実写としては前例がなく、画期的な試みであっただけにこの成功には現地関係者も顔をほころばせているとのことです。
客層もアジア系ばかりでなく、地域によっては白人が大多数を占める劇場もあり、開催したNCM(米国最大のデジタルムービー上映チェーン)も「phenomenal success(驚異的な成功)」と大喜びしています。
今回は「デスノート」の前編を各日1回のみの上映でありましたが、主人公の夜神月(藤原竜也)や、L(松山ケンイチ)が画面に登場すると歓声が上がり、観終わった観客からは「絶対に後編も観たい」と大好評でした。
全米の配給を担当するVIZは「これからがデスノート全米展開の本番」と語っており、今後更なる盛り上がりを目指すと鼻息も荒く、全米にも「デスノート」現象が巻き起こるかもしれません。
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