2016/01/20 音楽への夢を描いた地 |
ドイツで芸術の都と呼ばれるライプツィヒ。 |
音楽家シューマンは、青春時代をここで暮らしました。 |
彼が足繁く通ったのが、 芸術家たちがこよなく愛したカフェ、バウム。 |
シューマンも、毎晩のようにここに通い、 仲間達と語り合いました。 |
当時ドイツの音楽界は閉鎖的で、若さや 新しさは受け入れられない時代でした。 |
どうすれば僕たちの音楽は認められるのか―― |
若者たちは時が経つのも忘れ、 自分たちの音楽の未来を描きました。 |
やがて彼らは1冊の雑誌を世に出します。 |
音楽の世界に新しい風を吹かせた 「新音楽時報」 |
シューマンは生涯、ここを忘れませんでした。 見果てぬ夢を、友と描いた、この場所を。 |
国:ドイツ ライプツィヒ 人:ロベルト・シューマン 音楽への夢を描いた地 |
曲名:ピアノ協奏曲 第3楽章
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