ニニ ロッソ
Nini Rosso(1926〜1994)
イタリアのトリノ生まれ。トランペッターで渋い唄にも味がある。
父親はサーカスのラッパ吹き。父の影響でトランペットを覚え、ルイ・アームストロングが好きで、18才の時、トリノ・デキシー・バンドを結成。
その後、アメリカ駐留軍のキャンプやナイトクラブに出演する。1962年「夕焼けのトランペット」でレコードデビュー。65年の「夜空のトランペット」が世界的に大ヒット、独特の美しい音色から“トランペットの詩人”と呼ばれた。同年の初来日以来、来日公演は28回にのぼる親日家で、障害者の音楽療育や老人ホーム慰問、チャリティコンサートなど福祉活動にも力を入れた。