2016年、3月。東日本大震災から、5年の節目を迎えます。
しかし、この5年間を振り返っても、日本を噴火、土砂災害、水害や台風など、大きな災害が襲い、尊い命が奪われています。
“災害列島”日本では、今後も甚大な被害をもたらす災害が予想されています。
前回の「戦後70年特別番組」に続いて、これまで「解説」そして現場での「取材」で、視聴者に圧倒的な支持を得てきた2人、櫻井翔さん、池上彰さんが「命を守るため、知っておくべき事」を、徹底的にわかりやすく、お伝えします。
『日本、そして海外への取材を通して、その恐ろしさはもちろんのこと、どのように備えていけばいいのかをお伝え出来たらと思います。昨年夏の戦争特別番組より半年。再びタッグを組ませて頂く池上さんと共に、教科書を学んでいる世代はもちろんのこと、いま、教科書で学んでいない世代の皆さんにも沢山の新たな発見のある番組を作れたらと思っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。』
『東日本大震災から、まもなく5年。私たちは、地震列島であり火山大国である日本に暮らしています。災害の備えは十分ですか。私たちは、どのように準備をすればいいのでしょうか。今年4月から新しく使われる中学校の教科書には、地震や火山に備えるための情報が多数盛り込まれました。番組では、その内容を紹介しつつ、教科書で学べない災害についても取り上げます。やがて来る日に備えましょう。』
フィリピンを襲った風速90メートルを超える“スーパー台風”…近い将来、日本に直撃するといわれています。櫻井キャスターは、被害を受けた町へ。その時、何が起きていたのか。櫻井Cが現地で見たスーパー台風の“威力”は、私たちの想像を超えていました。
さらに、NEWS ZEROの取材でも被災地を訪れ続けている櫻井Cは、「5年」の節目で、改めて津波の「怖さ」、そして「備え」を多角的に伝えます。
噴火の可能性が指摘される“富士山”。池上キャスターが訪れたのは、富士山にある「巨大な穴」。その穴が意味するモノは何なのか？…池上キャスターが現地取材で徹底解説。
さらに、「災害は日本の歴史を変えた」…そんな視点から、災害を“池上流”に解説、去年の“歴史的発見”から紐解きます。
番組では、5年前、仙台で被災し、避難生活を経験したフィギュアスケートの羽生結弦選手を取材。羽生選手は、ゆかりの被災地にある震災遺構を訪ね、遺構にこめられた思いを聞きます。
また今回、自らが震災直後に過ごした避難所に行き、当時の体験と向き合いました。
金メダリストが「震災5年」の節目に感じた思いとは。
