2001年9月11日。
ハイジャックされた2機の旅客機が、
ワールドトレードセンターのツインタワーに次々に激突。
その後、110階建てのビル2棟が、立て続けに全崩壊、
3000人近くの命が失われた・・・
この事件について、政府の公式発表は、
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「ワールドトレードセンターのツインタワーは、旅客機が突入した衝撃と、
ジェット燃料によって火災が発生したために崩壊した」
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だが、ここには、数多くの疑問があると言われており、
それを分析した専門家達からは、ある衝撃の仮説が打ち出されたのである。
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「ツインタワーの崩壊は、爆発物を使った爆破によるもの」
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これは、にわかには信じがたい話だが、その根拠は一体どこにあるのだろうか?
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1.ワールドトレードセンターは旅客機の突入に耐えられたのではないか?
タワーの計画前、1945年にエンパイア・ステート・ビルに
誤って爆撃機が激突すると言う事故があった。
そのため、ツインタワーは、当時最大の旅客機だったボーイング707が
突っ込んでも大丈夫なように設計されていたと言う。
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2.ジェット燃料で起きた火災は、そんなに大きかったのか?
南タワー崩壊直前に、飛行機が突入した78階にたどり着いた
消防隊員から入った無線連絡によると、
「2ヵ所に火災があり、ホース2本で消火できると思う」とのこと。
当時の映像を見ても、炎よりも煙が多いように見えることから、
火災はそれほど深刻なものではなかったように見受けられる。
しかも今まで、火災によって鋼鉄のビルが崩壊した例はないと言う。
北タワーが崩壊したのは、火災発生から1時間40分後のことだったが、
2005年に火災を起こしたマドリッドのビルは、
20時間も燃えたにもかかわらず、崩壊することはなかった。
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3.速すぎるタワーの崩落速度
記録によると、南タワーは約10秒、北タワーは約8秒で崩落している。
実はこの速さ、タワーと同じ高さから、
ビリヤードのボールを落とすのとほぼ同じ速さ。
つまり、110階分の建物が、空中をボールが落ちるのと同じ速さで
崩れ落ちたことになるのである。
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4.不可解な崩落現場の状況
通常、重力で崩落したビルは、各階が押しつぶされて重なる。
ところが、ツインタワーの崩落現場では、ほとんどの瓦礫が粉々になり、
太い鋼鉄の柱までが切断されたようになっていた。
これは、古いビルを爆破解体するときの様子とよく似ていると言う。
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5.爆発音に関する証言
当時の報道を見ると、多くの人から
「爆発があった!」「爆発の音が聞こえた」との証言があったことが分かる。
現場にいた被害者や、警官、タワーの中で救助活動していた消防士達、
さらに、テレビ局のリポーターまでが、爆発音について触れていた。
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6.謎の白い煙
当時の写真や映像から、旅客機の突入とは無関係と思える白い煙が
多々確認されている。
崩壊中のビルの映像からも、まだ壊れていない下の階から
なぜか白い煙が噴き出しているのが見てとれる。
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すると、こうした疑惑から分析を重ねた、
元大学教授のスティーブン・ジョーンズ氏が、
「テルミット」という爆発物の使用があったのでは?と言う、仮説を提言。
だが、もし爆発物が使われたとして、いったい誰が何のために
こんな恐ろしいことを行ったのか?
その答えに関係すると言われている、いくつかの事柄を整理してみよう。
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「ワールドトレードセンターはお荷物だった?」
30年前に建てられたこのビルは、維持するだけでもかなりの金がかかる上、
古くなった設備は評判が悪く、テナントの数も減る一方だったらしい。
さらに、このビルには有害物質のアスベストが使われており、
除去するには10億ドル以上かかると言われていた。
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「タワー崩壊で巨額の金が動いた?」
実は、事件の6週間前に、
ずっとタワーを管理していた港湾公社という公の部署から、
民間の不動産業界の大物、ラリー・シルバースタイン氏へ、
タワーの賃貸権が移っていた。
その際、シルバースタイン氏は、
タワーに35億ドルの「テロ保険」をかけていたため、
事件後、保険金など合わせて80億5千万ドルもの大金を手にしたと言う。
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「謎の改装工事と停電」
南タワーに入っている会社で働いていた男性が、興味深い証言をしている。
一つは、事件の4〜6週間前に、オフィスの上の階で改装工事らしいことが
行われていたと言うこと。
もう一つは、事件直前の8〜9日にかけて、長い停電があったこと。
停電により、ビルのセキュリティーも解除されていたと言うことから、
このとき、誰かが何かを仕掛けることは可能だったと考えられている。
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だが、もう一つ、最大の謎と言われているのが、
ワールドトレードセンター第7ビル、通称「ソロモン・ブラザーズ・ビル」である。
実は、この第7ビル、ツインタワーが崩壊した8時間後に
同じように崩壊したのだが、これに関して多くの疑問が残されていると言う。
それは、タワーから一番離れた場所にあった第7ビルの損傷は少なかったうえ、
47階建てのビルが、6.5秒というありえないスピードで崩壊したためだ。
そして、その崩壊する姿を見ると、
爆薬を使ってビルを解体する様子に、よく似ているように思えるのである。
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多くの人が悲しみにくれた9.11事件。
だが、そこには、未だ拭い去れない多くの疑惑が残されていたのである。
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