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挑戦!豆腐ダイエット
#679 (2003/04/27)
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健康食としても名高い豆腐。完全栄養食品などとも言われます。本当なのでしょうか?そこで矢野さんがなんと1週間豆腐だけを食べて生活します。はたして矢野さんの身にはどんな変化が起きたのでしょう?
木綿豆腐と絹ごし豆腐、その違いはどこにあるのでしょう?矢野さんがお豆腐屋さんに入門、その謎を探りました。まずは原料の大豆を煮て、これを分離機で豆乳とおからに分けます。そしてこの豆乳ににがりという液体を加え、固めます。ここまでは木綿も絹ごしも同じ。
そしてここからが両者の違い。木綿はこの固まった豆腐をくみ出し、木綿の布を敷いた型にぎゅうぎゅうに詰め、そしてプレスし水分を抜いて押し固めるのです。一方、絹ごしはにがりで固めておしまい。水分が多く含められてなめらかな舌触りから、絹ごしという名前がついただけなのです。
豆乳を固める時に使われるのはにがりという名前の通り苦い液体。この液体、実は海水から塩分を取り除いた残りを濃縮したものなのです。このにがりには塩化マグネシウムが含まれており、これが豆乳の中の、マイナスのイオンを帯びているため熱を加えても固まらないタンパク質を、プラスのイオンで中和させ、結び付けさせる効果が有るのです。
ならばプラスの電気でも豆腐が固まるのでは?と、スタジオで“電気豆腐”作りに挑戦しました。プラスので電極の所で確かに豆腐は固まりました。しかし所さんが試食するとこれが酸っぱい!それもそのはず。電気で豆乳が分解され、クエン酸やリン酸などの酸が発生し、これが豆乳のマイナスのイオンを中和し固まったというのです。やはりにがりが一番のようです。
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驚いたことに豆腐には結構油分が含まれているというのです。いったい豆腐一丁(300g)にどれくらい含まれているのでしょう?そこで抽出に挑戦すると、なんと一丁に11グラム、油分が含まれていました。しかしこの油は、リノール酸やリノレン酸を含む健康にいい植物性油なので、ご心配なく。
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豆腐一丁(300g)にはなんと11グラムの油分が含まれていた。しかし植物性なので健康には良い!
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完全栄養食と言われる豆腐。本当でしょうか?そこで「人は豆腐のみで生きられるか?」という実験に挑戦したのは、矢野さんと番組スタッフ4人。スタッフは3日間でしたが、矢野さんは重い体重と高い中性脂肪値のため、1週間!
1日に成人男性で12丁、女性で10丁摂ればカロリー的にはOK。あとは不足しているビタミンA、C、Dなどのビタミンを補うだけ。測定したのは、体重、中性脂肪値に、肌のうるおい。
3日後、スタッフ4人は全員体重が減少(平均1.4キロ)、全員肌のうるおいもアップ、そして4人中3人が中性脂肪値も減少(平均43ダウン)しました。そして1週間続けた矢野さんは、体重3.8キロダウン。中性脂肪値124ダウン。そして肌のうるおいもアップしました。しかし…
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カロリー的に必要な分の豆腐を食べるのは至難の技!確かに効果は有るが、やはり豆腐のみの生活はお勧め出来ません…
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