1区は陸上競技場からスタートする6.6km。レース全体の流れを左右するため、重要視する大学が多い。
コースも比較的平坦なため、仕掛けが上手いランナーが揃う。繰り広げられる激しい首位争いに注目。
全6区間中、最短の2区は各校のスピード自慢の選手が集結し、「ごぼう抜き」が起こりやすい区間。
第1中継所でタスキを受け取ったランナーは再び陸上競技場方面へ。1区で出遅れた大学の巻き返しにも注目。
陸上競技場前から仙台駅方面へ向かい、市の中心部を走る5.8km。
3.7km付近、広瀬川にかかる広瀬橋は仙台を感じさせるビューティーポイント。美しい景観とはうらはらにレースは一気に白熱する。
4区は緩やかなアップダウンが続く4.8km。レースも中盤を過ぎ、急激に変わる気象に注意。仙台市中心部に向かって北上する4区は風向きの変化にも対応が必要。エースが待つ5区へ好位置でタスキを渡せるかがカギ。
各校のエースが集う最長の5区、9.2km。伊達政宗の居城・仙台城址周辺の長い上りを越え、仙台の象徴ともいえる定禅寺通りを駆け抜ける。風光明媚ながらも過酷なこの区間は大逆転も十分可能。各校がプライドをかけて臨む注目の区間。
アンカーが走る最終6区。北根3丁目で折り返した後、愛宕上杉広瀬通を左折。仙台駅横を抜け、フィニッシュ地点の陸上競技場へ。
2番目に長い区間で大逆転にも期待がかかる。フィニッシュテープを切る最初のチームは果たして…。