昨年、男鹿展の会場となった東京都現代美術館では
現在『スタジオジブリ・レイアウト展』が開催されています。
『風の谷のナウシカ』から『崖の上のポニョ』までほぼすべての
スタジオジブリ作品、さらに『アルプスの少女ハイジ』などのレイアウトが、
見ごたえたっぷりに展示されています。
男鹿さんも音声ガイドでレイアウトと背景画の関係についてお話されています。
先日、会場を訪れた男鹿さん、
レイアウト展をご覧になられていかがでしたか?
「とても良い展覧会でした。
ただ、今見て申し訳ないなと思ったのがトトロなどのレイアウトで、
せっかくの良いレイアウトの上にボールペンの線を引いて
しまっていることです。
背景を描く前に、背景を描く紙とカーボン紙を重ねて
鉄筆でレイアウトを写したものですが、どこまで写したか
一目で分かって便利だったのでボールペンを使ったことも
あったのです。」(男鹿和雄さん)
そうだったんですね!
会場でレイアウトの上にボールペンで線がなぞられたものを見たら
この話を思い出してくださいね。
またレイアウト展の図録も男鹿展に劣らずすごいボリュームです。
(400ページ超!)
こちらが大大大好評なのだとか。
「デザインやスケッチの良い勉強になると思います」(男鹿和雄さん)
音声ガイドは男鹿展の展示も担当いただいたスタジオジブリの
田中さん・三好さんによる解説です。
レイアウトについて非常に良く分かり、裏話も満載でお薦めです!
こちらも大人気。
このレイアウト展は日時指定制となっています。
会期は9月28日(日)までですが、チケットが売り切れてしまうと
入れませんので、お早目に!
高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。
スタジオジブリ・レイアウト展
・7月26日(土)~9月28日(日)
・東京都現代美術館
・チケットはローソンLoppiにて発売
・レイアウト展公式ホームページ: http://www.ntv.co.jp/layout/