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【3問目】
年の暮れは宴会やパーティーなどたくさんの人と集まる機会が大変に多いことです。そんな時、知人や友人にですね、初めての人を紹介することもあると思います。そこで問題。皆さんもそんな人になって、お隣のメンバーを『このひとが何々です。』とあたくしに紹介してください。で、紹介された隣の人は『あたくしが何々です。』と鸚鵡返しに言って頂いて、更に続けて頂きたいのです。 |
たい平 |
山田さん、すみません。先程失礼なこと言ったので… |
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たい平 |
こちらの方が国民的お茶の間で大人気の座布団運びの山田さんです。 |
山 田 |
僕が、国民的大人気の、座布団運びの山田隆夫です。 |
たい平 |
でも、春までです。 |
歌 丸 |
山田君、一枚やって! |
山 田 |
えっ! |
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好 楽 |
この方が大月の山奥で暮らしてた方です。 |
小遊三 |
わたくしが、大月の山奥で暮らしてた男です。 |
好 楽 |
少年時代はイノシシのおっぱいで育ちました。 |
歌 丸 |
ターザンみてぇな人だな。 |
木久扇 |
この人が仕事のない落語家です。 |
好 楽 |
あたくしが仕事のない落語家です。 |
木久扇 |
人望もないんです。 |
好 楽 |
ひでぇや、こいつぁ。 |
歌 丸 |
山田君、一枚持って行きなさい!失礼な… |
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小遊三 |
そんな人じゃないですよ。この方は毎晩銀座へ通ってる方でございます。 |
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好 楽 |
あたしは毎晩銀座通ってます。 |
小遊三 |
おしぼり配りで。 |
好 楽 |
そっちかよ! |
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たい平 |
この方、ブラック団団長、まさに男の中の男です! |
楽太郎 |
私がブラック団の団長の男の中の男です。 |
たい平 |
私は男の中の女です! |
楽太郎 |
私も少しそうなの! |
たい平 |
やっぱりー!? |
楽太郎 |
レイカって呼んで! |
歌 丸 |
山田君!あの二人の一枚ずつ持って行きなさい! |
たい平 |
取られちゃった! |
楽太郎 |
残念! |
たい平 |
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楽太郎 |
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昇 太 |
この方が次期総理大臣です。 |
木久扇 |
わたくしが、次期の総理大臣でございます。 |
昇 太 |
今の総理は庶民離れしておりますが、この方は人間離れしております。 |
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好 楽 |
この方が遠い宇宙からはるばるやってきました、雨乞いの先生です。 |
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木久扇 |
ほよほよほよほよほよほよ〜…はげちゃびん〜。ほよほよほよ… |
好 楽 |
で、ございます。 |
たい平 |
宇宙人だ! |
楽太郎 |
芸が細かい。 |
歌 丸 |
隣に振るなよ!いくらそれだったって雨乞いばかりやってんだもん。 |
たい平 |
このお隣の方がいつも歌丸師匠に向かって、ハゲで、そして狡っからくて、まったくご馳走もしてくれない嫌なジジイだと言ってる方です。 |
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楽太郎 |
私が、歌丸師匠のことをクソジジイ、はげちゃびん、早く死んじまえ、あんなスケベな奴はいない、大馬鹿野郎と言っている男です。 |
たい平 |
いつも言っているので、私より言い慣れております。 |
好 楽 |
上手い!上手い!! |
昇 太 |
この方が、次期圓楽です。 |
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楽太郎 |
あ、私が次期圓楽です。 |
昇 太 |
区別の為に黒圓楽と呼んで下さい。 |
歌 丸 |
山田君、一枚やろう! |
楽太郎 |
わたし黒圓楽だったらウチの師匠は? |
昇 太 |
馬圓楽。 |
歌 丸 |
山田君、もう一枚やろう! |
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小遊三 |
この方が今日落語をやってくれる好楽師匠でございます。 |
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歌 丸 |
落語をやります好楽です。 |
小遊三 |
予算の関係でこんな奴しか頼めなかったことをお詫び申し上げます。 |
歌 丸 |
そんな失礼なこと言っちゃいけません!山田君、小遊三さんに一枚やってよ! |
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