今年は、大会ごとに優勝チームが違い、上位陣の顔ぶれも違うという、大本命なき県大会になりそうです。どこにでもチャンスがあり、試合を重ねながら勢いにのったところが全国大会のキップをつかみそうです。
その中であえて上位が予想されるチームといえば、まず去年の選手権でベスト8に入った大分高校。U-19日本代表の倉本、U-17日本代表の麻生をはじめ、去年のレギュラーが5人残っています。しかし、新チーム以降、結果を残していないのが気になるところですが、朴監督は去年より攻撃が多彩。ヴァージョンアップしてるよ!」と自身をのぞかせます。もうひとつ気になるのは、スーパーシードの関係で初戦がいきなり準々決勝となるところ。しかしこれも韓国の高校と練習試合を重ねることで調整を行うようです。
次に注目はインターハイ出場校大分鶴崎。スピードのある攻撃陣は健在ですが、インターハイや九州大会で苦い思いをした守備面を強化中。順当なら準々決勝であたりそうな情報科学との試合は注目度◎。
1月の新人戦を制した情報科学は順当な仕上がりぶり。初戦は10-0で快勝し、チームにはいいムードが漂っています。攻守のバランスがここにきてずいぶんあがってきました。
つぎにくるチームとしてはまずインターハイ予選2位の柳ヶ浦。順当にいけば大分高校の初戦にぶつかりそうで、野口監督もその試合に合わせて調整中。大分高校には恐い存在になりそうです。
また新人戦2位の中津南も注目校。初戦からエースが2得点するなど上々の滑りだし。そのほかにも、初戦を11人を超えるPK戦で辛くもものにした去年の準優勝大分工業や中津工など、古豪の粘りも期待したいところです。
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