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応援リーダー

「第89回全国高校サッカー選手権大会」応援リーダーは、田中マルクス闘莉王選手(名古屋グランパス)に決定!!





『さあ選手権、共に闘え!』

高校時代、今振り返るとうれしさより辛さの方が多かったように思います。ブラジルという地球の反対側から来て、文化の違いもありましたし、言葉の壁というのが自分の中でも振り返ってみると最も辛かったんじゃないかと思います。でもそれが無かったら、今自分はここまで来てないと思いますし、いろんな厳しさ辛さを乗り越えたからこそ、どんな困難にぶつかっても乗り越えられるようなパワーを、その3年間で自分の身に付けたと思っています。
1年生2年生の時は、サッカーがうまくいかない、学校もなかなか思うようにスムーズにいかないというのもありました。でも3年生になって、渋谷幕張高校初の選手権に出られた時は、今でも非常に嬉しかったことを覚えています。千葉県というサッカーが非常に強く、レベルが高い県で、まさか全国大会の選手権に出るということを、誰もが思っていなかったんじゃないでしょうか。
そんな中、選手権に出場できたことは本当に嬉しく、あの時いろんな困難を乗り越えた仲間は宝物ですし、あの瞬間を味わえただけで3年間は無駄じゃなかったなと感じています。

『夢にも見なかった舞台、今でも体がぶつかった瞬間を感じる』

日本代表としてワールドカップという今でも鳥肌が立つくらい非常に意味深い舞台に出場できた事。
それも含め、サッカーに感謝しなきゃいけないということを言わなければいけない。
サッカーは楽しいスポーツである、サッカーはいろんな人に幸せを与えるスポーツであるということ。それを一生懸命サポートしてくれた仲間たちへの感謝の気持ちを伝えるために、これからも一生懸命やっていかなければと思っています。
高校生の皆さん、本当に忘れられない3年間になると思います。この経験は必ずこれからの自分の人生に何かの形で絶対に生かせると思うので、それを無駄にしないよう、おもいっきりサッカーを楽しんで、プレーして頂きたいと思っています。

(田中マルクス闘莉王選手インタビューより)