2012.07.06 AM10:00
本展覧会で初公開となる、
スタジオジブリ最新特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』に、
「エヴァンゲリオン」シリーズで綾波レイ役を務める林原めぐみさんが、
「声」(語り手)として、出演します。
林原さんの「声」に対して、
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは
「彼女がいなかったら、この映画は成立しない。林原めぐみ、恐るべし」。
「感情を込めず、存在を希薄に」とリクエストした樋口監督は
難しい役どころを的確に表現した林原さんに
「単なる映像の羅列に収まらない作品としてのエネルギーの中核になりました」
とコメントを寄せています。
林原さんは
「スタジオで、まだ仮の映像を見た段階で、その熱力、迫力に
本気で声を入れたくなくなりました。『声』が邪魔になると......」
とアフレコ収録時の気持ちを語りました。
また、「良くも悪くも、どんなに気配を消したところでそこに『何か』を
残してしまうわたしの肉声」と自身の声についてを分析する林原さん。
「ソレの上手な使い方をご存じな監督たちのおかげで、ソコにいます。感謝です」と、
本作品「声」の出演に、監督への感謝の気持ちを表した。
いよいよ公開される特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』。
林原さんの「声」、どうぞお楽しみに。