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原作者・福本伸行先生が現場訪問! 加藤シゲアキらと初対面。 「現場は、朝からざわざわしてました(笑)」

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原作者で、「カイジ」、「アカギ」なども手掛けた福本伸行先生が撮影現場を訪問し、主人公・ゼロを演じる加藤シゲアキさんをはじめ間宮祥太朗さん、ケンドーコバヤシさん、そしてスタッフを激励してくださいました。福本先生と加藤さんは、この日がなんと初対面!

「福本先生に来ていただくということでやはり緊張があったというか、現場も朝から『ざわ…ざわ…』していました(笑)。実際にお会いすると、先生はすごく優しくて、気さくに話しかけてくださって、初めてお会いした感じがしません。お会いできて光栄です。」と加藤さんは、福本先生の作品ではおなじみの擬音フレーズを交えて初対面の喜びを伝えました。
福本先生は「ちょっとお話ししただけで、ゼロの善良なオーラが加藤さん自身から感じられました。そのオーラがドラマ版のゼロの根底に流れていると思います。加藤さんがゼロそのもののような気がしますし、この人とならもし一緒にお店を経営しても大丈夫そうだなと思うぐらい(笑)、信頼できると思いました。」と加藤さんを絶賛!

加藤さんが「実際にオンエアをご覧になられての感想を伺いたいです。」と質問すると、福本先生は「ゼロというキャラクターは元々、普通では考えられないぐらい「善人」の設定なのですが、加藤さんが演じるゼロには、その善良さにリアリティが感じられますし、良い意味で、ふわっとした「世捨て人」のような雰囲気があります。ドラマ版のゼロ像を加藤さんが試行錯誤しながら演じているのを感じます。」と福本先生は加藤さんの作り上げるゼロに太鼓判を押してくださいました。

さらに「原作コミックは撮影現場にいつも置いてあって、参考にしながら撮影を進めています。ドラマでは原作から微妙に変化させている部分もあるのですが、そのあたりは、いかがでしょうか?」と加藤さんが尋ねると、「自分の作品が映像化される時はいつも、役者さんが演じるものを尊重しています。これから話が進むにつれ、ますます戦いが厳しくなっていく中で、ゼロは身近な人間に対して怒りや憎しみは出さないけれど、もっと大きな悪に対してふつふつとした怒りを抱いてくるようになります。そういうところが演じる上で難しいと思います。スケールが必要な役かもしれないですね。」と福本先生のお話に、加藤さんは役への思いをかみしめるように「そうですね」と深くうなずいていました。

ハードな撮影が続く中での福本先生の激励に力をもらった加藤さんは、「この作品に出会えて、演じられることをとても嬉しく思います。ただ、大変ありがたいことに、先生が考えた究極のゲームが面白過ぎて、それをドラマで再現するために撮影がめちゃめちゃ大変です(笑)。ドラマもこれからまだまだ面白くなると思いますし、NEWSの他のメンバーも出演させてもらうので、頑張りたいと思います。」と意気込み語りました。

また、福本先生は報道陣の取材に応じ、
「『賭博覇王伝 零』は少年誌での連載だったこともあって、僕の描いたものの中でも展開が早くスピード感のある作品です。マンガ同様、ドラマでも次々と出てくる斬新なゲームを頭脳戦で解いていきますが、続けて見てもらえると、それぞれのゲームにどういう種明かしがあるのかを楽しんでいただけるのではないでしょうか。とにかく、零はゲームの詳細なルール設定を産み出すことに、とても苦労した作品です。ゲームを攻略する「種明かし」の部分はぜひ、楽しみにしていて下さい。」とコメントされました。