こっちのけんと「はいよろこんで」は元々ネガティブな曲だった?ヒットの裏に父の教えが!
3月3日(月)日本テレビ系で放送の「しゃべくり007」には、こっちのけんとが登場した。
「はいよろこんで」のヒット、昨年末の紅白歌合戦出場などその活躍に注目が集まるこっちのけんと。少年時代や、「はいよろこんで」の誕生秘話などを語った。
幼少期は「超ネガティブ少年」で「兄と弟は外で遊ぶタイプだったんですけど、僕はずっと引きこもるタイプ」だったという。三兄弟の次男として「僕のことはいいから」と複雑な心境を抱えていたようだ。
しかし父は夕食時に毎日「今日あった良かったこと3つを絶対言え」とポジティブな教育を続け、「けんとは歌手になる」と周囲に自慢。
また、中学生になり、兄の俳優デビューに大きなプレッシャーを抱えていたこっちのけんとに、母は「けんとだけを特別扱い」と3年間欠かさずお弁当に手紙をつけて愛情を注いだという。
次第にこっちのけんとは性格が明るくなり自信がついてモテモテに!?今回は、人生初告白した同級生がスタジオに登場し、二人で「はいよろこんで」の「ギリギリダンス」を披露する微笑ましいシーンも。
大ヒット曲「はいよろこんで」は元々「病の町」という曲だった?
アーティストとしての「こっちのけんと」が生まれたきっかけもトーク。
会社員を経験し、サラリーマンとして働く自分を「あっちのけんと」、家でリラックスしたり歌ったりしている素の自分を「こっちのけんと」にして、芸名としたと語る。
アカペラの全国大会で優勝するほどの腕前だったが、同時期に兄も歌手や俳優として活躍し「自分はもう歌をやらないほうがいいのかな」と挫折。ADを経験後、「自分くらいは堅い仕事をしなきゃ」と就職するが、多忙とストレスから倒れてしまったそう。
そして、大ヒット曲「はいよろこんで」はもともと、こうして苦しんでいた時期の心境を綴った「病の町」という曲だった裏話が。
こっちのけんとはうつ病で苦しんでいた心境を振り返り、「病気と戦ってる期間があったんですけど、周りから見ると何もしてない期間に見えちゃってて、そこに対する怒りを曲にしよう」と、当初はネガティブな歌詞だったとのこと。
しかしそこに幼少期に培われた父からの教えが。「『よかったこと3つ考える』みたいな癖がここ(曲作り)で発揮して、ポジティブな言葉を増やそうと思って」その結果「はいよろこんで」が生まれたようだ。
今回は、こっちのけんとの妻からもメッセージが届き「家族のグループLINEが常に動いており、定期的にみんなで会っている」「この家族に仲間入りできて嬉しく思います」と、現在も非常に仲の良い家族の姿が伺えた。
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