東野幸治がMC、川田裕美がアシスタントを務める「一周回って知らない話」に、高嶋ちさ子が登場。高嶋の帰省に密着し、そのルーツを探った。

高嶋曰く、そのキツい性格は「家族のせい」。しかもそのキツさは家族の中では「3番目」ということで、番組では高嶋の帰省に同行し、実家で父と姉の取材を試みた。まだ無名だったビートルズを世に送り出した立役者という父は「ビートルズのタイトルは全部僕がつけた」といきなりの自慢三昧。高嶋が買い物に出ると、本人がいないのをいいことに、高嶋の子ども時代のエピソードをどんどん暴露する。

ダウン症だが「性格がちょい悪」という姉も、高嶋に負けない口の悪さで高嶋に応酬。さらにはシンガポールで働いている兄に対して3人が「すごく性格が悪い」「下手なギャグを言う」と言いたい放題。テレビ初登場の兄も「恩着せがましい」と高嶋に不満を吐き出すなど、家族全員で悪口を言い合う。それでも兄は「仲はすごくいい。言いたいことを言って、ちゃんとつながってて」とコメント。高嶋家の特別な絆を感じさせた。

そんな高嶋を嫁にもらった夫についても掘り下げるため、高嶋が夫に“胸キュン”した瞬間を完全ドラマ化。ランキング形式でベスト3のエピソードを紹介する。3位は高嶋へのサプライズプレゼント。2位は裁縫が苦手な高嶋に代わってすべての裁縫仕事をやってのけるその器用さ。そして1位は、高嶋不在の中、姉が家に泊まった際、夜中に咳き込む姉の背中を一晩中夫がさすっていたというエピソード。これには「本当に優しい人っているんだなと思った」と高嶋も感動したそう。

ところが、高嶋が面と向かって夫に聞きたい質問をスタッフが代わりに聞く企画では、「（高嶋の）かわいそうだと思うところは？」という質問への「お父さんにソックリなところ」という回答に高嶋がブチギレ。「このやろう！ ふざけんじゃねえ！」と先ほどまでのしおらしい高嶋とはうってかわって、いつもの高嶋に戻っていた。