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「今から皆さんは、人質です」この言葉に秘められた意味は…菅田将暉×永野芽郁「3年A組」を語る!

2019.01.05 公開

日本テレビ系2019年1月6日スタートの新日曜ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」。卒業まで残り10日となった高校を舞台に、ある“真実”と向き合うため、生徒たちを人質にとった一人の教師の「最後の授業」を描く超衝撃的学園ミステリー。

菅田将暉が演じるのは、2年前に赴任してきた目立たない美術教師の柊一颯(ひいらぎ いぶき)。そして、永野芽郁はある事件をきっかけに心を閉ざしたヒロイン・茅野さくら(かやの さくら)を演じる。センセーショナルな作品に挑む二人が、気になる作品の世界観とその魅力を語る。

--演じる役柄についての感想を教えてください。

菅田:    
顔合わせでクラスのみんな、教員役の皆さんや関わるキャスト、スタッフ一同にお会いしたんですけど、それまでは今回の教師役についていろいろ考えていたものが、皆さんに会ったことであまり気にならなくなりましたね。

もちろん先生で生徒だけど、相対してみたら年齢もそんなに変わらないけど大丈夫かな? という不安が意外とすんなり消えて。あとは、教師として何かを教えるというドラマではあるんですけど、伝えるというか、生きている様みたいなものをきちんと見せることが大事だと思うんです。それができそうな空間になる予感がしたので、楽しみです。

永野:
1つのクラスで生徒の皆さんと、これだけコミュニケーションをとる役は初めてで、同世代の方とこういうかたちでご一緒する機会に緊張もするんですけど、どんな風に現場が進んでいくのかがまったく見えないのですごく楽しみです。

役としては、自分の生きている今という時間や生活している場所、いろんなものに納得はしていないけれど、気づいたらどんどん時間は過ぎていてもう卒業が近いっていう……立場は違っても、みんな感じたことがあるような思いを抱いている女の子なので、共感してもらえるような役に近づけたらいいなと思います。

--菅田さんは念願の教師役ということですが、普通の教師ではなく特殊な設定ですね。

菅田:
そうですね。これまで先生役をやりたいって漠然としか思ってなかったので、いざ自分が教壇に立ったのをイメージして何ができるかを考えると、たぶん今回のドラマみたいなことなんですよね。

人質をとりたいっていうことではなくて(笑)、同じ目線で同じ空間にいて、ちゃんと向き合うことができる環境がある。それがクラス内だけで収まらず、ドラマの中でいえばクラスの周りの社会、世界にちゃんと響いていくという感じ。テレビで見ている方にも、そのままリアルタイムで届くようなものになるといいなと思っています。

こんなに明確にやりたいもの、伝えたいものがあることってあまりないんですよ。僕は基本的には映画やドラマの感想は見る方にお任せします、というのが多いんですけど、今回はもう「これが伝われ!」っていう思いはあります。そこは福井プロデューサーともたくさんお話できたので良かったです。

--衝撃的な始まりのストーリーについてはいかがでしょうか?

菅田:
多少なりとも僕もリクエストしていた部分があったので……爆破とかそういうのではないですが(笑)。やりたいものがあり、それを実現するためには作らなきゃいけない世界があり。その作った世界を成立させて動かすためには人質にとるということなので、すごく納得できました。

永野:
最初に聞いたとき、ショッキングな話だなとは一切思わなかったんです。なにか一つ進めるには、これだけ大きなことが動くんだよって、それが分からない人たちがようやく理解するというか。

分からせるためにはこうするしかない……それが爆発だったり、人質にとることだったり。現実世界としてはなかなかあり得ないことかもしれないけど、物事と向き合うっていうことは、それぐらい大事なことなんだよっていう。
だから、私と同世代の人たちには結構響くんじゃないかなと思って、すごく楽しみになりました。

--これまでに共演経験のあるお二人ですが、お互いにどんな印象を持っていますか?

菅田:
僕が今まで出会った自分より年下の女優さんはみんなカッコいいというか、すごくクレバーだし真面目だし、ちゃんと力を持って現場に臨もうという凛々しい人が多いイメージ。
    
そんな中で、ポーンと柔らかさと明るさがある感じなんです。顔合わせをして本読みをしたときも、生徒の中ではダントツでトーンが明るいというか。この感じは唯一無二じゃないかなと思いましたね。

永野:
以前、映画の現場で唯一覚えている会話で、「おすすめの古着屋さんを教えてください」って聞いたんですよ。そしたら、丁寧にメモをしてくださって「ここに行ってみたら?」って言ってくれて、実際に何ヵ所か行ったんです。

お洋服が大好きだし、楽器も演奏されるし、もちろんお芝居も、ものすごく多才な方っていうイメージです。今回、近い距離感で撮影することも多いので、また違う一面がどんどん知れるんじゃないかなと思うと楽しみです。

--視聴者のみなさんへのメッセージをお願いします。

永野:
私が学生の頃に感じていたことや、大人の方たちが学生時代に感じていたこと、そんないろんな思いや学生時代の思い出がプラスに変わるような物語になっている気がします。

誰が見ても、見て良かったと思える作品にしたいと思うので、楽しみに待っていていただけたらなと思います。

菅田:
ドラマの中にいろんなテーマがありますけど、ギューって集約していくと結果的にひとつのことに収まるんです。最終話では、携帯を片手にドラマを見ている人たちの携帯を床に置かせたいですね。

もちろんドラマの、テレビの中のことなんですけど、テレビの中だけで処理できないような事実として伝えようと思うので、ぜひ最後まで見てほしいです。


生徒を人質に取るという、今までにない学園ドラマに挑む2人。なぜ、先生は人質を! そして普通の日常から人質という、ありえない環境に置かれた生徒たち。物語はいま始まる。

「3年A組―今から皆さんは、人質です―」
https://www.ntv.co.jp/3A10/

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