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美術教師がブーツにハンティングベスト!「3年A組 」菅田将暉の衣装に迫る

2019.01.19 公開

日本テレビ系の日曜ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」。ある生徒の死の真相と向き合うため、生徒たちを人質にとった一人の教師、柊一颯(ひいらぎ いぶき)の10日間にわたる「最後の授業」を描く超衝撃的学園ミステリー。

爆破により廊下は閉鎖され、メインのストーリーはほぼ3年A組の教室と美術室で展開する本作。その中でひと際目を引くのが、ミリタリーテイストがポイントとなった教師らしからぬ一颯のファッションだ。衣装を担当する川本誠子さんに、一颯の衣裳誕生のエピソードを聞いた。

一颯の衣裳のイメージはどんな風に作られたのでしょうか?
最初に菅田さんと福井プロデューサーが「何か違和感は欲しいね」という話をされていたそうで、そこからイメージを膨らませていきました。そのお二人の話し合いの中で「ブーツ」というワードが出ていたみたいで。靴やメガネは持ち道具さんの担当ですが、例えば普通の格好をしているけどブーツを履いているとか、この日のために準備をしてきた感じがあったほうがいいという話を聞いて、全体的な違和感を意識しましたね。まずは色味から考えていって、ジャケットも茶色というのが決まって。

茶系のトーンにしたのはなぜですか?
美術の教師なので、ちょっと柔らかい雰囲気にしたいなと。あとは生徒の制服のジャケットの色が先に決まっていたんですね。グレー以外となると黒は少し強すぎるし、茶色でツイード素材だと柔らかくなるのと菅田さんの雰囲気にも合うかなというのもあって、茶系でアイテムを集めていきました。

それから違和感は靴以外にも出せたらと思いました。カーゴパンツとハンティングベストがなければ、普通の格好なんですよね。一颯はこの日のためだけに準備して闘う気で来ているので、中にこういうベストを着るといろいろ仕込めたりするじゃないですか。ボトムもスラックスかカジュアルパンツで、と思っていたんですが、もうちょっと特徴を出せたらと思ってカーゴパンツを用意したんです。
 
ミリタリー風のテイストは菅田さんも気に入ったとか?
最初に監督とプロデューサーに衣裳を見せたんですけど、ハンティングベストはこういうのがあってもいいねと。ただ、その時点ではカーゴパンツはやりすぎじゃないか?みたいな声もあったんです。そのあと、衣裳合わせで実際に菅田さんに着ていただく時に、菅田さんがカーゴパンツを見て「いいじゃん!」って言って穿いてくださって。全部を着てみたらうまくハマっていて良かったです。

連続ドラマで主人公の衣裳が1着というのはかなり印象に残りますね。
そうですね。回想ではほかの衣裳も結構出てくるんですけど、1話から最終話まで通してメインの衣裳があるっていうのは制服以外ではそうそうないですね。過去の一颯との差みたいなものを出したかったので、この格好は最後の授業のための特別仕様なんです。

回想シーンとの対比も見どころのひとつになりそうですね。


1話で澪奈(上白石萌歌)の絵を描いているところとかは、一颯の普段通りの服装ですね。ボトムはスラックスで靴もローファーを履いているんです。基本的に回想シーンでも茶系でまとめていて、ベージュ、茶色、カーキみたいな感じです。エンディングで使われる写真もたくさん撮っていて、それも過去の一颯なので、注目して見ていただくと今の一颯の服装と雰囲気は似ているけど全然違うというのが分かると思います。


まだまだ謎だらけの一颯。ストーリーが進み、回想シーンが増えるごとに明らかになる一颯の素顔、そして真意とは!? 毎回変わるエンディングも要チェック!


「3年A組―今から皆さんは、人質です―」
https://www.ntv.co.jp/3A10/

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