L o a d i n g . . .
白いんげん豆(乾燥)
1カップ
牛モツ(テッチャン、コプチャンなど好みのものを2~3種類)
800g
オリーブ油
大さじ3
にんにく
2かけ
玉ねぎ
1/2個(100g)
トマト
(大)1個(200g)
塩
小さじ1強
黒こしょう
小さじ1/4
クミンパウダー
小さじ1+1/2
パプリカパウダー
小さじ1
ターメリック
小さじ1/2
カイエンペッパー
小さじ1/4
ブーケガルニ
1個
●塩
1
白いんげん豆は水に浸してもどし、ザルに上げておく。
2
牛モツの下処理をする。ボウルに牛モツを入れて塩適量をふり、手でよくもんでぬめりをとり、流水で洗ってザルに上げる。鍋に入れ、たっぷりの水を加えて強火にかけ、煮立ったら強めの中火にし、アクをすくいとりながら1時間ゆでる。八分通りやわらかくなり、アクが出なくなったらザルに上げ、再び流水で洗ってザルに上げ、食べやすい大きさに切る。
3
にんにく、玉ねぎはみじん切りにする。トマトは皮をむいて横半分に切り、種を除いて1cm角に切る。厚手の鍋にオリーブ油以下カイエンペッパーまでの材料をすべて入れ、ふたをして弱火にかける。ときどき混ぜながら、玉ねぎがしんなりしてトマトが煮くずれるまで蒸し煮にする。
4
(3)に牛モツを加え、スパイスとなじませるように強火でさっと炒め、もどした白いんげん豆、水4カップ、ブーケガルニを加える。煮立ったら中火にし、アクをすくいとりながら豆がやわらかくなるまで50~60分煮る。煮上がったら味を見て塩味をととのえる。
国産で白いんげん豆として流通しているのは、手亡(てぼ)や大福豆、近縁の別種である白花豆などで、世界で生産される白いんげん豆も種類はさまざま。国産品はほとんどが白あんや甘納豆などの原料になるためスーパーなどでは手に入りにくいが、雑穀専門店やネット通販で入手可能。一般的に手に入りやすいのは輸入品の乾燥豆や缶詰。乾燥豆は水に浸してもどし、ゆでてから料理に使う。
ホルモンとも呼ばれる牛の内臓肉。代表的なテッチャン(大腸、シマチョウ)、コプチャン(小腸、丸腸)をはじめ、ハツ(心臓)、ミノ(第一胃)、ハチノス(第二胃)、センマイ(第三胃)などがある。それぞれの部位で売られているほか、数種類の部位をミックスしたものもある。何よりも鮮度のよいものを求めることと、必ず下処理をしてから調理することが大切。
牛モツは新鮮なものを買い求め、下処理(塩もみ、下ゆで)を入念にすること。
下ゆでをしっかりして、臭みや余分な脂を落としておくこと。
このレシピの先生
小川 歩美 先生