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■蒸し野菜のココナッツあえ
なす
2個
にんじん
1/2本
里芋
3個
さやいんげん
6本
しし唐辛子
12本
ターメリック
小さじ1/3
水
1/2カップ
ココナッツファイン
2/3カップ
塩
小さじ1
プレーンヨーグルト
3/4カップ
ローストクミンパウダー
小さじ2/3
■緑豆入りしょうがごはん
米
2合
緑豆(皮つき)
30g
オリーブ油
大さじ1
クミンシード
小さじ1/2
しょうがの粗みじん切り
1/2かけ分
塩
小さじ2/3
1
蒸し野菜のココナッツあえ
【1】なすはヘタを切り落とし、1cm角、5cm長さほどの棒状に切る。にんじん、里芋は皮をむき、なすより細めの棒状に切る。さやいんげんは長さを半分に切る。しし唐辛子はヘタをとり、縦半分に切る。
【2】鍋に(1)を入れ、ターメリックをふって手でよくまぶしつけ、分量の水を加える。ふたをして弱火にかけ、蒸気が上がったら一度混ぜ、野菜がやわらかくなるまで6分ほど蒸し煮にする。
【3】ココナッツファインを加えて混ぜ、塩、ヨーグルト、ローストクミンパウダーを混ぜてすぐに火を止める。
2
緑豆入りしょうがごはん
【1】米は洗って炊飯器に入れ、普通よりやや多めの水加減をする。
【2】緑豆はさっと洗って多めの水に15分浸し、そのまま火にかけて5分ゆで、ザルに上げて水気をきり、(1)に加える。
【3】小さいフライパンにタルカ用のオリーブ油を温め、クミンシードを数粒落とし、シューッと泡が出てきたら残りのクミンシードを加え、色づいて香りが立つまで炒める。しょうがを加えてさっと炒め、(1)に油ごと加える。
【4】最後に塩を加えて軽く混ぜ、普通に炊く。
※タルカとは、油にスパイスや香味野菜の成分を抽出して料理に混ぜる調理法のこと。
成熟したココナッツの胚乳を細かいフレーク状に削ったもの。細切りにした「ココナッツロング」や粉末の「ココナッツパウダー」もある。日本では製菓材料として売られていることが多い。
ショウガ科の植物の根茎を乾燥させて粉末にしたもので、和名は「うこん」。わずかな辛みと苦みがあり、色素成分が油に溶けて鮮やかな黄色になるため、カレー料理には欠かせない。
クミンシード適量をフライパンに入れて中火にかけ、絶えず混ぜながら香ばしく空炒りし、煙が出はじめたら火を止め、余熱でカリッとするまで火を通す。
まな板にあけ、めん棒やびんを転がして粉末、または粗びきにする。
びんに入れて密閉保存すれば1か月は香りが持続する。
日本ではもやしや春雨の原料として知られるが、インドでは解熱や解毒作用があることからカレーやスープに多用され、ホクッとしたやさしい味わいが好まれている。皮つきやそのひきわり、皮むきやそのひきわりがある。
セリ科の植物の種子。新約聖書にも登場するほど古くから使われていて、インドでは使用頻度の高いスパイス。ほろ苦く個性的な芳香がある。シードのまま用いるときは油で炒めて香りを引き出すのがポイント。
仕上げのヨーグルトを加えたら、すぐに火を止めること(分離しないように)。
このレシピの先生
香取 薫 先生