STORY

三単究明

2024.06.02 O.A.

「久しぶりだな、照朝」――。照朝(間宮祥太朗)の前に現れたグングニルのトップ、ガイドの正体は、死んだはずの父・織田清司(吉川晃司)だった!「どういうことだ父さん?…全部父さんが仕組んだのか?」。困惑する照朝に、ガイドは全てを語り始める…。
13年前、争いが絶えない世界の未来を危惧していたガイドは、同じ考えを持つ崩心(小澤征悦)と手を組み、自ら死を偽装。照朝の前から姿を消し、グングニルを設立した。全ては、欲望が渦巻く世界に終止符を打ち、世界を正しく創り変えるため…。「たとえ世界の人口が半分になろうと、計画を遂行する」

あんなに優しかった父はどこへ…。冷酷無情なガイドの計画を知り、絶望の淵に突き落とされる照朝は、独り真っ暗な森を彷徨う。そんな照朝を、初(田中樹)が、悠季(古川琴音)が、紫(嵐莉菜)が、必死に探していた。夜が明け、照朝がふと目を開けると目の前には潜夜(竜星涼)がー。「僕らのゲームは終わってないよね」と差し出された手を取る照朝。その目には再び力が宿っていた。
洋館に戻った照朝は毛利(増田昇太)の元を訪ね、みんなの命を守るために力を貸してほしいと、ある作戦を伝える。

グングニルのアジトでは、突然ネットが遮断されて外部と連絡が取れなくなる。毛利がこの島ごと閉鎖空間にし、伊達(福山翔大)とアクマゲームを始めたのだ!混乱するグングニルのアジトに、照朝と仲間たちが乗り込んで来る。
「これ以上、もう誰も傷つけさせない。あんたの野望は全て俺が叩きつぶす!」――。照朝はガイドの前に立ち塞がり、悪魔・ガド(cv・諏訪部順一)を召喚する。

初たちは照朝とガイドの勝負を固唾を呑んで見守る。
逃れられない親子の運命!最後のアクマゲームに挑む照朝!しかし、圧倒的強さを誇る王者ガイドに手も足も出ず…!史上最大のピンチが照朝を襲う!!

以下、ネタバレを含みます。

「この島全体を閉鎖空間にしてアクマゲームをやってもらいたいんです」――照朝は毛利と伊達にアクマゲームをやってもらうことで、ガイドの部屋を除く島全体を閉鎖空間にすることに成功。アクマゲームの閉鎖空間は鍵の使用者が『部屋』と認識した範囲に生成されることを逆手に取ったのだ。閉鎖空間にいれば、グングニルの攻撃を受けることも、グングニルが外に攻撃を仕掛けることもできない。決勝戦も戦わないで済む。これ以上もう誰も傷つけさせない…思惑通りにガイドとのアクマゲームに挑む照朝は、召喚した悪魔ガドに「グングニルの壊滅」を要求。一方のガイドは「織田照朝の過去との決別」を要求する…。
ガドが用意したゲームは『三単究明~Word Investigation~』。相手が任意に選んだ3つの単語を当てる究極の心理戦だ。慎重に3つの単語を選ぶ照朝。するとガイドが「悪魔とは別に賭けをしないか?私が当てたら、そのピアスをもらう」。それは亡き母・麗華(遊井亮子)の形見のピアス…。照朝は受けて立つが、ガイドの圧倒的な力の前で防戦一方になり、1つ目の単語を当てられてピアスを奪われてしまう。さらに2つ目の単語も当てられてしまった照朝は、父(ガイド)の遺品として大切に持っていた時計も奪われて…。「過去に執着するのは弱さの表れだ。おまえも私のように過去を捨て去れ」――完全無欠なガイドに手も足も出ない照朝は、あっという間に追い込まれてしまう…。

そんな中、閉鎖空間を保ち続けるためにアクマゲームの決着を引き延ばそうとする毛利。しかし、人間観察を楽しむ伊達がわざと負けてゲームを終わらせてしまい、閉鎖空間が消滅…!これで照朝がガイドに負ければ、グングニルはG20に攻撃を仕掛けてしまう…。後がない絶体絶命の照朝!人類の命運を懸けたラストゲームの結末は果たして…!?

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