周囲のイメージとは違い、姑の幸子とは仲が悪い。わがままな幸子の介護に疲れ果てている。自らの誕生日を祝おうとケーキを運んでいたところ、首を切られ殺害される。

専業主婦。住民会会長。やや押しに弱いが明るい性格で、菜奈と仲良くなる。
息子・総一を守るため交換殺人ゲームで“山際祐太郎”を殺害。菜奈への殺人未遂容疑で逮捕され現在勾留中。

独身。大学病院の整形外科の勤務医。結婚願望が強いがモテない。
学生時代からの友人“山際祐太郎”を妬みゲームで名前を書いた。苛烈な脅迫を受け追い込まれていく。

独身。有機野菜の宅配サービス会社に勤務。オーガニック大好き。
なぜか翔太に強い執着心を持っており、待ち伏せ、プレゼントなどの攻撃を仕掛ける。

スポーツウェアなどの在宅デザイナー。
優しくてしっかり者の姉さん女房。インドア派でミステリー好きの読書家。
交換殺人ゲームを止めるべく行動するが、何者かに殺され自宅の寝室で遺体となって発見される。

シングルマザー。ラジオのパーソナリティ。仕事が忙しく、息子を放置しがち。
“児嶋佳世”の名前を書き、本当に殺されてしまったことに罪悪感を抱く。そらを守るため、マンションから引っ越していく。

暴力団の下っ端構成員。筋を通すタイプ。
自分の書いた紙“赤池美里”が殺され脅迫される。犯人に心当たりがあり、核心に迫るため行動を起こすが、何者かに首を絞められ殺害される。

理系の女子大生。いつも体のどこかをケガしている大人しい性格。ある時を境にケガもなくなり口数が増える。交換殺人ゲームの推理にも積極的に参加する。

中国人。留学生。近所のブータン料理店でバイトしている。紙に書いた名前は、セクハラを受けていたバイト先の店長“タナカマサオ”。店長の死後、脅迫をされる。

独身。エレベーターの管理会社に勤務。俳優・袴田吉彦に似ていることで人生を狂わされ“袴田吉彦”と書いた。脅迫を受け追い詰められる。引いた紙の人物“細川朝男”の正体を知りエレベーターから突き落とすが、落ちる際に足を掴まれ共に落下。現在、意識不明。

早期退職した元エリート銀行員。真面目すぎるが故に融通がきかず、部下にも過剰な指導をしてしまった結果、早期退職に追い込まれる。交換殺人ゲームでは部下の“こうのたかふみ”の名前を書き、周囲からは甲野を殺したのでは？と疑いの目が向けられる。
ある時から、小劇団に入り現在は演劇に夢中。

主婦。二人の子供の教育に熱心で常識人。ゲームでは殺したい人がいなかったため自分の名前を書く。自分の書いた紙を引いた人物がわからず殺されるかもしれないという恐怖に怯えている。

図々しく空気が読めない。
菜奈と翔太が引っ越して来た当日、302号室の真下に転落し亡くなる。自殺として処理されたが、マンションの掲示板には“管理人さん”と書かれた紙が貼られていた。