2月7日 菅谷大介

2月、如月。
その語源は、
草木の芽が更生する、新しく萌え出る、という意味の「生更ぎ」とも、
重ね着をする、という意味の「衣更着」とも言われています。
(広辞苑によると、後者は誤りとも書かれていますが...)

さて、
この如月、私にとっては、
まさに、「重ね着」をしながら、担当する仕事が待っています。

2月23日、東京マラソン。
今回は、女子1号車を担当します。

先週の新谷アナウンサーも、La Letterに書いていましたが、
私も、ご多分にもれず、42.195kmを歩きました。

朝から夕方まで歩いても、
ハーフ(21.0975km)を行くのが精いっぱい、
途中、何度も、このお店で休憩しようかなあ...。
という、心の弱さと戦いながら、2日かけて、歩いた距離を、
トップランナーは、2時間台で走ってしまう、
改めて、その速さを、実感しました。

と同時に、
そんな42.195kmに挑戦しようとする
すべてのランナー、その強さを実感しました。

今回は、女子の先頭争いをお伝えすることになりますが、
東京マラソンを走るすべてのランナーにとって、
この2月、如月が、
まさに、新たなステージへの「萌芽」になりますように・・・、
そう、お祈りしつつ、
中継に携わりたいと思っております。