11月18日 鈴木 崇司

「NEWS ZERO」が誕生して10年がたちました。
 
2006年10月2日、
それまで52年間続いた「きょうの出来事」に代わって、
「ゼロから始める、革命的ニュースショー」がスタートしました。
 
今でこそZEROは多くの方に認知して頂いていますが、
番組立ち上げ当初は、
「ニュースがゼロって・・・」
「ニュースなのに、ショーって・・・」
「夜なのにグリーンカラーって・・・」
などなど、番組を心配する声が多くあったことは事実で、
不安感いっぱいの中での船出だったことを今でも思い出します。
 
その後、紆余曲折、苦しいときもありましたが、
ただ、ZEROの番組コンセプトである
「分かりやすくニュースを伝えること」はもちろん、
「世の中がちょっとでも良くなるために何ができるのか」
「若い世代のみなさんにもっとニュースに関心を持ってもらいたい」
という、恥ずかしいくらいピュアなこの思いを、
出演者をはじめ、番組スタッフがブレずに、コツコツと貫き通したことが
視聴者の皆さんにも伝わったのではないかと自負しています。
 
そして何を隠そう、私ラルフ鈴木も
「NEWS ZERO」を担当して10年がたちました。
入社して19年目、なので、
アナウンサー人生の半分以上をZEROとともに歩んできたことになります。
 
同じ番組を10年担当すること自体、珍しい時代となりましたが、
ZEROに出会えたことに感謝し、
ZEROを担当していることに幸せを感じ、
ZEROを支えているという責任感を持ちながら、
今後もZEROとともに成長していきたいと思います。
 
「十年一昔」?
いやいや、
「十年一新」!
 
今後もZEROをよろしくお願いします!!

10年前、番組発表記者会見の時の写真です