ポーランドと聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
ワルシャワ条約?キュリー夫人?
私は迷わず「女子バレーボール代表選手の名前」と答える。
長い名前の選手が多く、実況する際に舌が汗をかきそうになるから。
「ベレニカオクニエフスカのレシーブ、スザンナチズニエレフスカがトス、
アグニェシュカコンコレフスカのスパイクー!」
しかもバレーボールという競技は、笛が鳴ってから数秒で得点が決まってしまうので
一人の選手の名前を紹介している間にワンプレーが終わってしまうのである。
アナウンサー泣かせだ!
大陸王者が激突する4年に一度の世界一決定戦「グラチャンバレー」は女子大会が11月12日から始まる。
開幕戦は日本VSヨーロッパ王者。
さあ、来日するヨーロッパ最強チームはどこかというと...
ポーランドが大陸予選で敗れ、代表チームはロシアに決定したのだ!
ロシアの女子選手の名前を見てみると...「マロワ」「ノビク」「マリフ」等々。
うむ、何だか言いやすそう。
ちなみにプロレス実況で、長い名前の技が2つ続くと、こうなる。
「ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールドから
ステップオーバートゥーホールドウィズフェイスロックへ移行した~!」
頭で考えるよりも、舌が動きを覚えていてくれるイメージ。
「鼻息荒く」ではなく「舌なめずり」をして実況に挑むとしよう...。
最後にもう一度、自問自答。
ポーランドと聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
「ショパン」と「塩パン」。
あ...何だか響きが似てる。