「私の将来の夢は、アナウンサーになる事です。
理由は、人前で話すことが好きだからです。」
入社2年目になりました、杉原凜です。
初めてリレーエッセイを書きます。
少しの間、お付き合い頂けますと嬉しいです。
小学生の頃の卒業文集、みなさんは何て書いたか覚えていますか?
私は時々読み返しています。
卒業文集が「初心」を思い出させてくれるのです。
どうやら当時から、「アナウンサーになってバラエティー番組を担当したい」と思っていたようで…。
そして有難いことに、
今年の10月から「ザ!世界仰天ニュース」というバラエティー番組を担当させてもらっています。
私が4歳の頃から続いている長寿番組で、よく家族で見ていた大好きな番組です。
鶴瓶さん、中居さん、ゲストの皆さんとの収録はとても楽しく、毎回学びがあります。
一方で、自分の実力不足を痛感し、悔しい時や落ち込む時も多々あります。
そんな時、卒業文集を振り返るのです。
純粋にアナウンサーという職業に憧れを抱き、
「笑顔の絶えないアナウンサーになりたい」という当時の私自身の想い。
当然と言えば当然で、浅はかにも聞こえますが、
12年経って憧れだった職業に就いている今、これが一番大切なことなのだと実感しています。
最近、8歳の従兄弟が、アナウンサーになりたいと言ってくれました。
「僕の将来の夢はアナウンサーがいい。凜ちゃんが笑顔で楽しそうだから。早起きも頑張る。」
私も誰かにきっかけを与えられるようになったのかと嬉しくなりました。
12歳の私に問いたい。
今の私は、目指していたアナウンサーになれていますか?
その頃の私が「頑張っているね」と認めてくれるアナウンサーを目指して、
誰かに目標としてもらえるアナウンサーを目指して、
そして、誰かを笑顔にできるアナウンサーを目指して、
これからも頑張っていきます。