夕方になって、
日が傾き始めた千葉県の日立柏サッカー場。
柏レイソルが、アジアのクラブチームNO.1を決める
"アジアチャンピオンズリーグ"の準々決勝1stlegを戦いました。
柏レイソルの相手は中国の「広州」。
中国代表の選手に加えて、
豊富な資金力で世界的プレーヤーを獲得しているチーム。
柏レイソルは2年前、同じACLの舞台で、この広州相手に大敗しています。
いわば、因縁の相手。
午後7時キックオフのこの試合、試合前の気温は約21度。
2週間前まで、都内で連日猛暑日を記録していたのが嘘のようで、
ワイシャツ一枚では肌寒さもありました。
サポーターの方に
この一戦への思いを聞きに行こうと外に出ると...、
「リーン、リーン」
「チリッ チリッ チリッ」
「ミーンミンミンミーン」と、セミの鳴く音ではなく、
もうマツムシなど秋の虫が鳴く音が大きく聞こえました。
一面に広がる鳴き声は、
リベンジをすべく戦うレイソルを周りから応援しているかのよう。
気温の変化と共に、応援団のメンバーも少しだけ変わっていたようです。
緊迫した雰囲気で始まった試合、
アウェー席も中国から駆け付けた大サポーター。
結果は1-3と、雪辱を果たすことは出来ませんでした。
しかし、来月には2ndlegがあります。
敵地での戦いにはなりますが、このままでは終わりません。
広州×柏レイソル 9月15日 午後9時キックオフ
(日テレG+で生中継もあります。)
来月の一戦、日本のクラブとしての誇りを。