改めまして、水卜麻美と申します。
みうらあさみ、と読みます。
これまで、初見で「みうら」と読んでもらえたことは、ほとんどありません。
みと、みずと、一番近くてみずうら...。
いわゆる珍名には、いろいろな悩みがあります。
パソコン入力ではなかなか一発変換ができず、
「水」と入力し、「卜部」(うらべさんという名字の方は水卜よりは多くいらっしゃいます)を入力して、
「部」を消す、という面倒な一連の流れが必要です。
新学期には、必ず担任の先生を困らせてしまいます。
印鑑は、特注です。
この仕事をはじめると、今度は番組の最初にでる名前のテロップに、読み仮名をふってもらわなくてはなりません。
それでも、先祖代々受け継がれてきたこの名字ですから、大切で、大好きです。
誤読から生まれた「みと」というあだ名が、私にとってほとんど本名かのようになり、
番組内でも、会社内でも、視聴者の方にも「みとちゃん」と
気軽に呼んでもらえるようになったことも、この名字に感謝です。
アナウンス部にも意外と多い、珍しい名字。上重さん、右松さん、桝さん‥。
自分が珍しい名字だったからこそ、出会う人の名字がとても気になるし、
意味や成り立ちにとても興味があります。
「卜」には、占うという意味があるので、
先祖は水で占いをしていたのかも...なんて、思いをはせてみることも。
いつか名字は変わる(予定...)けれど、ずっと大切にしよう。