皆様、明けましておめでとうございます!!
2014年、第一回のラ・レター担当ということで、
妙な緊張感と高揚感を覚えています...本年もどうぞ宜しくお願いします!
さて、皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか?
私は年末に家族や知人と餅つきをしました。
餅つきをする意味は様々なものがありますが、
先日お寺の住職さんに言われて印象に残ったのが、「結びつき」について。
つく前の米は一粒一粒バラバラだけど、蒸してつくと、大きく膨らんで、
一つのまとまりになる。
家族や大切な人との結びつきを願い、
子孫の繁栄のためにも餅つきは大切な行事なんですよ、と。
なるほど!年末の餅つきは単なるお正月のお餅の準備ではないんだと、
恥ずかしながらこの歳になって初めて知りました。
セイロで蒸したもち米の匂いは何とも言えない幸せの香り。
湯気に顔を近付け、すーっと吸い込んで、ニヤリ。
その後、蒸したて熱々のもち米を、つまみ食いしてまたニヤリ。
そしていよいよ年季の入った臼と杵でついていきます。
まずは粒がなくなるまでもち米を杵で練る(つぶす)のですがこれが大変!
ぺったんぺったん、つくだけのイメージが強かった餅つきですが、
この練る作業が実はとても重要なんですね。
杵はずっしり重く、腕力・体力・根気が足りない私は杵の重みに体が振られる始末...(笑)
臼の中の餅を返す返し手さんは、リズム感のない私のつき方にヒヤヒヤしたことと思います...
粒がなくなったつきたての餅は、きめ細かく、ハリと艶があって美しい!
まさに「もち肌」の由来そのものです!
つきたて熱々を、女性たちが手際よく丸め、子供達や男性陣が口へ運ぶ。
そんな光景も、また幸せを感じる瞬間でした。
2014年も、人との結びつきを大切に。
餅のように粘り強く、伸びる1年にしたいと思います。
(写真コメント:う~ん!想像以上に難しい!!)