6月15日 笹崎里菜

6月10日、熊本えがお健康スタジアムにて、ラグビー日本代表戦が行われました。
その日は私にとって、初めての熊本。
そして初めてラグビーの試合中継で副音声を担当。
初めて中継で声を出すという不安と、
まだ見ぬ新しい境地での仕事への期待で胸が一杯でした。


最初にラグビーを見たとき、見るからに痛そうなタックル。自分のウエストくらいある太もも。体格の良いあの身体でぶつかり合い、走れる体力とスピードを兼ね備えている。そのガツガツした男らしい姿は、10年間女子校で育ってきた私にとって無縁の世界で、衝撃を受けました。


そんな私が熊本で、目の前で、日本代表選手がトライするのを見た、あの時の興奮は忘れられません。仲間がパスしてタックルして必死にボールを守り繋いだ先にあるもの。一直線にゴールへ向かって走り抜けるその姿に興奮し、感動しました。


そしてもう一つ印象的だったことが、
「最後まで自分たちのプレーをし、ミスなく、一人一人がチームのために動くことが大事」だと選手が話していました。

まさに
"One for All, All for One"
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
この精神があるから、ボールを繋ぐために、前へ前へと選手を突き動かす。
時にはボールを持っている選手を相手から守るため、自分の身を差し出して立ち向かう。
そんな姿から、感動を与えてくれるのだと。

私にとってのデビューが日本代表戦という、なんとも有難く忘れられない1日となりました。
2019年ラグビーワールドカップ日本大会まで、あと2年。
日本全国でラグビーを盛り上げたい。
そのために一つでも多くのトライを・・・!


あれ、ちょっとポーズが違うような・・・。
練習します。