「見所はどこですか?」
この言葉は、インタビュー時の常套句。
映画やドラマに関するロケにおいては、
数え切れないほど、この言葉をお守りにしてきました。
去年の4月から
朝の情報番組ZIP!のショービズロケを担当し、
今までにインタビューした回数は約120回。(ビックリです!)
そんなある日、
いつもとは違った業務を担当しました。
それは、
『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』
今年6月10日に公開されたこちらの映画に、
桝アナウンサーと共にキャスター役で出演することに!
台詞はなく、ただ立って
大きなフリップ台に貼られたシールを剥がす仕事。
「いつも通りで良いよ!」と言われ、
特に役などは考えずに臨みました。
すると...
「指の角度が違う。」
「剥がすタイミングが遅い。」
などのご指摘が...
中でも、
「喋っていないのに、
口がパクパク動いている!」
と言われた時は初めて自分の癖を知り、
無意識の恐ろしさを感じました。
そして、最も驚いたのは、
一台のカメラで、あらゆる角度から撮影すること。
そのため、同じシーンを何度も何度も、
繰り返し演じる必要があるのです。
その都度気をつけることが多く、
頭の中はパニック状態。
今まで当たり前のように観ていた
映画の中での振る舞いは、こんなにも難しく、
綿密に考えられたものだったとは...と、目から鱗でした。
女優さん俳優さんの
努力やこだわりに敏感に
気付ける人になりたい。
心からの声を、
深く深く聞き取れる人になりたい。
そのためには、
身も心も成長させていきたい!!
そんなやる気に満ち満ちています。
...という、
『入社3年目の告白』でした。
あ、身の成長はもう大丈夫...ですね!