10月22日 ラルフ鈴木

ついに、この日が来てしまいました。
ついに、新人アナの年齢が、自分の半分以下になり、
ついに、新人アナの生まれ年が、自分の入社年になったのです。


1998年入社。
思えば、自己紹介の際に、当時話題となった松田聖子さんの会見から、
「ビビビときました、と言われるアナウンサーになりたい」と言っていました。


入社23年目。
思えば、生ダラ、特命リサーチ、高校生クイズ、スポーツうるぐす、ZERO・・・
これまで様々な仕事を担当してきました。


そんな中、実は、私が新人アナの時から担当し続けているものがあります。
それが、「NFL」(National Football League)、いわゆる「アメリカンフットボール」です。


フットボール?サッカー?楕円形のボール?
それまでプレーどころか、試合を見たことも、一度もボールにも触ったことがなかった競技。
当時、新人でいきなり担当することは珍しかったらしく、
「ビビビ」ではなく、「ビビビった」ことは今もよく覚えています。


その日から、「アメフト用語集」を片手に、先輩アナの横で勉強しながら、
大学のアメフト部にお邪魔して間近でプレーを研究し、実際に「フラッグフット」を体感してきました。


その後、NFLレギュラーシーズン中継から始まり、横浜ボウル、プロボウルの実況を担当。
そして今年2月、NFLの最高峰、「スーパーボウル」中継を担当する機会を頂きました。
思えば、コロナの影響を考えれば、現地から中継できたのが奇跡でした。


NFLの最大の魅力はド迫力のハードヒット、豪快なラン、華麗なパスの数々。
さらにデザインされた緻密な戦術によるコンゲーム(頭脳戦)。
統制されたプレーの数々に類まれなる身体能力を持つ選手たちがプレーに違いをもたらし、ゲームを決める。
それがNFL、そしてアメフトの最大の魅力であり、人気の秘訣です。


さらに、スーパーボウル王者チーフスのQBマホームズは、
契約を10年延長し最大540億円というアメリカ史上最高額契約のプロスポーツ選手になるなど、
プレー、金額、環境、その規模はまさに「アメリカンドリーム」。
今シーズンも、コロナの影響を受けながらも白熱した試合が展開されています。


ぜひ一度、「NFL on 日テレG+」でチェックしてみてください。
「ビビビ」とくること、間違いなしです!


★今年の新人・私の年の半分以下の忽滑谷アナが担当している「NFL倶楽部」もお見逃しなく!