8月28日 山﨑誠

9月8日に開幕を迎えるラグビーワールドカップ。

出場国の一つであり、日本とも対戦するイングランドの取材の為、イギリスに行きました。

 

向かったのはロンドンから車で約4時間30分、イングランド北西部のウィガン。

イングランド代表の主将、オーウェン・ファレル選手がかつて所属していた、13人制のラグビーチームである「WIGAN ST PATRICKS」を訪れました。

 

(写真の場所)

 

午後7時すぎ、日本よりも日が長いウィガンで試合が始まりました。

ラグビーワールドカップなどの15人制のラグビーとは少しルールが異なるということもありますが、明らかに攻撃時のスキルフルなパス、いわゆる魅せる技よりも、1対1、正面からの激しいタックルが決まった時に一番歓声がおきるのです。そして、飛び交う歓声の中で揺れるのは決まってビール。これがラグビーの母国に根付く文化なのだと肌で感じました。

 

激しいタックルに沸き、そして、その瞬間にビールが共に舞うこの景色。ラグビーワールドカップでも見られることでしょう。こうしたラグビーの母国をはじめとした強豪国に日本がどう立ち向かうのか。文化にも思いを馳せながらお伝えしていきたいと思います。