今回は、“私のバイブル”についてお話したい。
「バイブル」とは、ご存じの通り、聖書を意味する言葉。
転じて、人生の指針として読み返す一冊の本を指すことも。
私のバイブルは、手塚治虫著「ぼくのマンガ人生」。
初めて読んだのは、たしか、小学生のとき?
幼い頃から父の影響で大の手塚治虫ファン。
漫画作品はもちろん、
手塚治虫の生き方に憧れを抱いてきた。
よく知られた話ではあるが、
医師と漫画家、二つの夢を同時に追っていた学生時代の手塚治虫。
母が「本当に好きなのはどっち?」と尋ねると、
彼は、漫画家の道を選択した。
幼心に、私も本当に「好き」と思えることを仕事にしたい、と思うようになった。
新年度がまもなくスタート。
自分の原点である「好き」を大切に、9年目も頑張ろう。