4月12日 森 圭介

デザイン→SNS→地図→ウイスキー→

暇とは何か→化石→そば→兵器→カメラ→天気→文化人類学。

 

この数年、なかなか人に会えなかった日々が続いて

そうなると、予期しない出会いも少なかった。

 

じゃあどうしようかと、本を読むようになった。

世界の誰かの言葉を自分に入れようと。

国を超えて、時を超えて、誰かの言葉に耳を傾けようと。

 

ただそれも、自分で選んでいると、偏ってしまう。

だから決めました。

 

好きな人から薦めてもらった本を、全部読む。

 

出会いを自分のコントロール下に入れない。

偶然の出会いを無理矢理作り出す。

 

そしたらね、

 

うおおおお。ほんと無理。

 

読んでも読んでも追ってくる。

順番待ちで積まれた奴らは

早く読んでくれよと、首を長くするようにその高さを増す。

もはや修行。泣きながら本を読む中年よ。

 

今や音楽だってストリーミングの時代。

私が高校生の時は、CDショップに行って、試聴機の前で何時間も過ごしていたっけ。

それが今や数千万曲がいつでも聴けるなんて、夢かよ。

ただ「選べるものが多すぎて、選べない」。

だからオススメのプレイリストを選ぶ人が多いわけで。

それを本でやろうと思ったわけなのです。

 

頭のキャパシティはとっくにオーバーしているけれど

いろんな人がいろんな話を頭の中でしてる。声がする。幻聴?

 

冒頭に書いたのが、この1ヶ月に読んだ旅路。

デザインから始まって、今はナポリタンの歴史についての本を手にしています。

どこに行くかは本しだい。

 

では、行ってきます。