この1年、日本各地、さまざまなところを旅しました。
北から順に、北海道、岩手、福島、茨城、千葉、静岡、
愛知、三重、大阪、兵庫、(地元ですが・・・)鳥取、高知、福岡、宮崎。
仕事を入れると、さらに増えます。
1日でも休みがあれば、すぐ羽田や品川に向かい、東京から飛び出していました。
自分の住んでいる国なのに、知らないことばかり。
その土地ならではの食べ物やお酒(ちなみに私は日本酒党です)をいただき、そして、人に触れ、思うのです。
「日本に生まれて良かったー!」と。
また、昨年は、入社してから初めての海外出張も経験しました。
実は、人生2度目の海外!
その行き先は...なんと、地球の反対側、ブラジル!!
フランクフルトで飛行機を乗り継ぎ、片道合計27時間もの長旅でした。
なんせ14年ぶりの海外・・・
国際線の空港に行くことから始まり、出国審査、搭乗、飛行時間中、入国審査・・・
と、挙げだしたらキリがありませんが、ひとつひとつの行動すべてがおっかなびっくり。
恥ずかしながら、英語も辛うじて聞き取れる程度。
もちろん、ポルトガル語はちんぷんかんぷん。
シリアスな話すら、とても楽しい話に聞こえてしまうのは、ラテン言語の魔法でしょうか。
3泊5日という強行スケジュール、朝5時に到着してそのままロケ開始、
そして、11時間という時差にも少々やられつつ、
それでもリオデジャネイロの空気をしっかりと吸い、
景色を目に焼き付け、シュラスコもたらふく食べ、ピンガも嗜み、思いっきり満喫してきました。
「1日あれば、どこにだって行けるんだ」と、地球がとても小さく、世界がとても身近なものに感じました。
旅をするたびに自分の小ささを感じます。
そして、知らないことや見たことがないものがたくさんあることに、とてもわくわくします。
新しい価値観や感覚を体に取り込んでいく作業は、新しい自分になれるチャンス。
旅をするたびに、一回りも二回りも大きくなって東京に戻ってきたいです。
食べ過ぎと飲み過ぎによる巨大化だけには気をつけつつ・・・。
写真は、リオデジャネイロを代表するコパカバーナのビーチ。このときのブラジルの季節は冬から春の境目です。
※シュラスコ・・・ブラジルなどで食べられている肉料理。牛などの肉の塊を串刺しにして焼き、食べる分だけ削るように切り取っていただきます。
※ピンガ・・・ブラジルの国民的なお酒で、サトウキビを原料とした蒸留酒。アルコール度数は40%!!