8月29日 後藤 晴菜

1年後の今頃は東京オリンピックは既に閉会し、
今度はパラリンピックが盛り上がりを見せている頃です。
選手村や競技場の建設も着々と進み、
国内のムードもぐんぐん高まっているように感じます。


東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まったのは2013年の9月。
まだ私は入社1年目で、先輩方が各中継ポイントから
開催決定を喜ぶ声を届ける姿をテレビで見ていました。
「2020年は30歳かぁ。ずいぶん大人な気がするなぁ。」なんて
ぼんやり考えていたらあっという間に今年で29歳。
Goingを担当し始めて丸5年。時が進む速さに驚きを隠せません。


オリンピック・パラリンピックを目指す選手の皆さんに話を聞くと、
「自国開催なんてもう二度とないかもしれない。」
「目指さない理由がない。」
「日本でオリンピックに出られるなんてアスリートとして一番の幸せ。」などなど
熱い思いがさまざま聞こえてきます。
同じ気持ち、と言うとおこがましいかもしれませんが、
私自身、日本が一つになって盛り上がるであろうこのイベントに
伝え手として関わることができるかもしれない、というのは
アナウンサーとして最高の幸せなのではないかと思っています。


来年の今頃、私はどんな思いに包まれているのでしょうか。
答え合わせをするのを楽しみに日々、研鑽を積みたいと思います。


写真は2018年のピョンチャンオリンピックにて。
凍えながら中継を待っていたのが懐かしいです(笑)