入社3年目になり、夜の報道番組『news zero』を卒業し、朝の情報番組『DayDay.』を担当して半年が経ちました。
1年前は眠りについていたくらいの時間に今は目を覚ましているので、改めて特殊な仕事だなぁと思います。
今年4月からスタートしたDayDay.、MCは元NHKアナウンサーの武田真一さんと、南海キャンディーズの山里亮太さん。
ご一緒することが決まったとき、「超一流のアナウンサーと、超一流の芸人さんのそばで仕事できるなんて、このままでは私までスーパーアナウンサーになってしまう!!?!」と興奮しましたが、
とんでもないことでした。なぜこんなにすごい二人の横で毎日当たり前みたいな顔をして立てているのか、私が一番不思議です。
本来は光が当たらないような影の部分に誰よりも早く気づく優しさと視野の広さを持つ山里さん、
嫉妬やコンプレックスをバネに泥臭く努力することがこんなにもかっこいいことなのかと日々痛感しています。
アンジャッシュ児嶋さんの名前をどう間違えようか悩み抜く、涙もろくて真面目に本気でふざける武田さん、
「生放送で想定以上の事態が起きて新しい発見をすることが、世界を変えるきっかけの一つなのかもしれない」とお話されていたのが心に残っています。
とてもとても一生追いつけない、心から敬愛するお二人です。
そしてDayDay.を担当したことがきっかけで、様々な経験をさせていただいています。
東京ドームで始球式を務めたり(あまりの緊張から、2塁ベースに投球しようとしました)、
武田さんがモデルとしてランウェイを歩き、山里さんがMCを務めている『ガールズアワード』のステージに立たせていただいたり(あまりの興奮から、楽屋のケータリングのカレーを2つ食べ、頂いたコスメなどのサンプルを根こそぎ持ち帰ったことを山里さんにラジオで密告(?)されました)、
小学生の頃から大ファンだった斉藤和義さんに、ずっと好きだったと伝えられたり(あまりの感動から号泣してしまい、「泣き方が本気で怖すぎた」とテレビを観ていた友人に怯えられました)…。
去年6月に書いたリレーエッセイを読み返すと、「沢山のはじめてを経験し人生で一番濃い1年だった。来年の今頃、また同じことが言いたい」と言っていたのですが、有言実行することができました。
来年も今頃、また同じことが言えるように、日々精進してまいります。