6月4日 藤田大介

3日坊主な自分だが、娘が小学校に上がって趣味が1つ増えた。「弁当作り」だ。

朝5時に起きて、お弁当箱にその日思いついた具材を調理し詰めていく。

2020年にインスタグラムを始めて以降、作れる日は毎日投稿し続けている。

手元の写真に残る最も古い弁当は2019年4月19日、

小学校に上がりたてだった頃の弁当でおにぎり2個とエビフライが詰められている。

いま振り返ると小学1年生には随分と量が多すぎたなと反省だ。

弁当を作り始めたきっかけは、家事の分担。

入学後数日間は弁当を妻が作っていたが、中身を前夜から悩んでいて、ストレスを抱えているように見えた。

一方こだわりが少ない私は冷蔵庫の具材からその日の献立を考え、

駅弁のように彩り豊かに詰めていく事に楽しさを感じられたので朝の家事を丸々引き受ける事にした。

弁当作りにはマイルールを設けた。

1、中身は起きてから考え、前夜には作らない

1、出社時刻から逆算して15分で作る

1、弁当は子供との会話、彩りは豊かにする

 

ご飯、おにぎり、サンドウィッチ、カレー、スープ、スパゲッティミートソース、最近は学校で流行っているうどんも詰めてみた。

これら弁当をインスタグラムに上げる際、「子供駅弁」と名付けています。

「駅弁」とした由来は

・蓋を開けてはじめて中身が見えるワクワク感

・持ち歩いても崩れない工夫を凝らした詰め方

・赤・黄・緑・茶・白の5色をバランスよく

 

「駅弁」は見た目とスピードが大切。自分も駅弁を詰める料理人をイメージしながら日々楽しく箱に詰めています。

最近は子供の成長と共に口数は減ってきましたが、全て食べ切って「おいしかった」と言われるほど嬉しいことはない。

特別な時間を人生で経験できているなと幸せを噛み締めています。

卒業するまであと何年作れるだろう?