2月21日 田辺 大智

大学に進学するまで18年間を過ごした私の生まれ故郷、新潟。

高校生の私は毎日サッカーボールを追いかけ、「新潟」という街を意識したこともなかった。

18年間過ごしていたのにも関わらず、新潟の魅力を聞かれてもいまいちビシッと答えることができない。

米も美味しい、日本酒も美味しい、魚も美味しい。大好きな街だけど、誰にでもいえそうなことしか言葉にすることができない。

大人になって、新潟のことを実はよく知らなかったということを痛感した。

 

新型コロナの感染状況などを見ながら、社会人になってからは時間を見つけて新潟に帰るようにしている。

車や電車を使って遠出をしてみる。通い慣れた道をもう一度通る。両親や、友人と酒を酌み交わす。

同じ場所を見ているはずなのに、離れてから8年という年月を経て見る新潟は、とても魅力に満ちていた。

部活や勉強で時間を取れなかった高校時代にはできなかった楽しみ方を今は満喫している。

 

現在、様々な人に協力していただきながら、ラジオを中心に「目指せ新潟市観光アイコン」という企画が進められている。

新潟の魅力を発信し、日本中の人に新潟をより知ってもらうための活動を(もし実現できれば)していくことになる。

自分が大好きだった新潟と、変わっていく新潟。これからも、「18年間過ごしていたから」といって決して慢心することなく、

新潟を学び、そして新潟を存分に楽しんでいきたい。