3月3日 矢島 学

最近出張が続き、愛媛県、山形県、石川県、福井県、福岡県に行きました。
国内各地を訪れる際、私が密かに楽しみにしていることが、3つあります。
  
1つ目は、飛行機からの地上観察。
「空撮マニア」の私は、必ず窓側の席を予約。
正に航空写真のように眼下に広がる町並み。
私は思わず顔を窓に押しつけ、子供のように大興奮。
 
2つ目は、県内の天気予報。
「地名マニア」の私は、各県のローカル地名が"大好物"。
各地の天気予報では、県を細分化した「一次細分区域名」が使われます。
例えば、前述の愛媛県なら東予、中予、南予。
山形県なら庄内、最上、村山、置賜。石川県は能登と加賀で、福井県は嶺北と嶺南。
福岡県は福岡、北九州の他に筑豊と筑後があります。
こうした古代律令制に由来する地名の響きは、古の時代に誘う雅な調べ。
 
3つ目は、各局の天カメ。
「天カメマニア」の私にとって、ローカル番組内の天カメ映像は、至宝プログラム。
県庁所在地の駅前や支局屋上、海や山の景勝地に設置された各地の天カメは、
普段東京では見られない垂涎モノ。
極上の地域限定映像を見て、私は県内各地を疑似訪問。
こうして私は出張先で、時空を越えた「脳内浪漫旅行」を堪能しているのです。